自費治療は贅沢?!保険診療と自費診療の違い

みなさんこんにちは!青葉会事務局の庄子です!仙台市太白区とみざわ駅前歯科をいつもご利用いただきありがとうございます!

日本では歯科治療の多くは保険を使って受けることが出来ます。歯科医院に行けば「保険証をお持ちですか?」と言われて、保険証を出せば自己負担分を窓口で支払えばいいのです。3割負担の方だったら10割負担で10000円かかる治療がだいたい3000円くらいで受けられるのです。

しかし、歯科治療には保険の効かない自費診療もあります。とみざわ駅前歯科ではカウンセリングで保険と自費について患者さんに説明しているので自費診療について聞いたことがあるかたもいると思います。でも、自費なんてお金持ちの人がするものでしょ?と思わずに正しい保険診療と自費診療の違いを理解して欲しいです(*^_^*)

 

 

保健の効かない自費診療

歯科の治療にはどうしても保険を使えないものがあります。

・矯正

・貴金属・セラミックの詰め物や被せ物やブリッジ

・金属を多くして作った入れ歯

・インプラント

・ホワイトニング

・病気のない人の検査や予防処置

などがあります。自費診療と聞くと前にも書いたように「お金持ちのするもの」「贅沢」と思ってしまう人も沢山いると思います。でも、実際は必ずしもそうとは言えないんです。歯科治療では保険を使って治療ができる適用範囲内でしか行えないので、治療に限界があり、最善の治療法を考えると・・自費診療を選択するようになることもあると思います!!

例えば、虫歯になってしまい歯に被せ物をする場合は被せ物の種類を選んでいきます。保険適用の被せ物だと使える材料が限定されてしまい、自動的に銀歯になってしまします。一方、自費診療で被せ物を作る場合は選択肢が沢山あります。歯に優しいゴールドや、白いセラミックなどを使って作る事が可能です。セラミックは見た目だけの問題ではなく汚れがつきにくい、虫歯になりにくいなどのメリットもあります。銀歯は劣化すると溶けて隙間があいたりしやすいので虫歯の再発がおこりやすいと言われています。歯は体の一部ですので、「見た目は気にしないから保険の銀歯でいい!」と最初から決めてしまわずに、歯の健康の面も考えて材料を選択していただきたいです(*^_^*)

考え方や価値観は人それぞれなのでどのように治療するかを選択するのは患者さん自身です。私たち歯科医院は患者さんが最適な治療を選択できるように情報提供を行ったり相談に乗ったりしてサポートしていきます!

保険診療は安上がり?

保険診療は確かに治療費を抑えることが出来ます。しかし、必ずしもそうとは限らないのです・・。

例えば、歯の着色をとりたくてクリーニングを受ける場合ですが、保険を使うと歯周病治療の一環として歯石をとる事しか出来ないので審美目的では場合によってはなかなか満足のいくものにはならないと思います。歯石取りで何回も歯科医院に通うようになれば保険で1回の費用が少なくても、お金がかりますね。自費のクリーニング(PMTCやステインオフ)を受けた場合、茶渋やタバコのヤニや頑固な歯の着色汚れを徹底して取ってもらえるので、1回の施術で満足してもらえるでしょう。そうすると、保険を使わずにクリーニングを受けた方が費用が安くなる場合もあるのです。

 

自費治療の注意点

何でも自費診療でやってもらえば歯の健康や美しい見た目を保てるというわけではないです。どんなにいい材料で被せ物を入れてもハミガキをしなかったり定期健診に通ってお手入れをしないとダメになってしまうのが早くなります。(再治療が必要で、被せ物を壊して外さなくてはいけなくなったり、歯を被せ物ごと抜かなくてはいけなくなる場合もあります)自費のクリーニングで歯をキレイにしても、家でお手入れをしていなければ虫歯になってしまい歯に穴があいたり、歯周病が進行して歯茎が腫れて血が出たりしていたら見た目もかっこ悪いことになってしまいます。逆に保険で治療を受けてもお手入れをしっかりしていればある程度は長持ちすることだってあるのです。

どんな治療方法を選択するにしても、歯のメンテナンスは欠かせないということですね😊