CAMBRA〜受講前の予習編PART3〜

こんにちは✨仙台市太白区大野田にある「とみざわ駅前歯科」サポーターの西田です(^-^)v

 

出会いと別れの春・・うちの次女も無事に女子高生になりました🤗 ちなみに、長女は歯科衛生士専門学校の3年生。国家試験向けて勝負の1年の始まりです!娘たちもがんばっているので、親の私も勉強します✊

 

勝手に😆シリーズでお伝えしている『CAMBRA』の予習編の第3弾です!

患者さんひとりひとりのリスク因子を知り、侵襲と予防因子のアンバランスを是正し、適切な予防対策を講じるこのCAMBRAの考え方について、う蝕(虫歯)の成り立ちやさまざまなリスク因子についてお伝えしています。

今回は! リスク因子のひとつ 『ドライマウス』

ドライマウスという言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。

その名の通り「口が渇く」状態ですね。

唾液は歯をまも守る重要な役割を果たしています。

唾液の中には、高プロリンタンパク質、糖タンパク質、ムチン、カルシウム、リン酸塩、重炭酸ナトリウム、その他多くの抗菌性・抗ウイルス性の成分を含んでいます。

微生物の感染から体を守る

食物の消化を助ける

お口の中のpH値のバランスを保ち、歯の石灰化を促進させる

などなど唾液にはたくさんの役割があります。

 

もし、唾液がなかったら❓

歯は簡単に溶けてしまうのです😂

 

この保護機能である「唾液」が不足すること・・・ドライマウス👄(口腔乾燥症)は

虫歯などの歯科疾患のリスクとなるのです!

 

このドライマウスは男性よりも女性に多く、高齢者に多くみられます。唾液分泌量は減少する就寝中はこのリスクはさらに高まります。

自分は「ドライマウス」だと自覚書状のある方はわずか数パーセントとしかいないとされていますが・・

実は!

人口の20%〜46%は「ドライマウス」だといいます。😅

 

では、ドライマウスの原因ってなんでしょう??

ストレス・栄養不足・年齢・遺伝・疾患・薬の副作用etc…

 

「ドライマウス」かどうかを判定するにはいくつかの方法があります。

口腔内が渇いている、飲み込みづらい・・などドライマウスの症状があるか?自覚症状から判定するケースや安静時ち刺激時の唾液量を測定する試験で判定するケースなどがあります。

 

服用している市販薬・処方薬・栄養補助食品などの情報を歯科医師に伝えることは、このようなドライマウスの原因を探る意味でも重要です。主なものに、抗アレルギー薬、降圧剤、抗不安薬などの中にもドライマウスを引き起こすものがあります。

薬を複数飲んでいるひとの方がドライマウスの可能性が高いことも否定できません。

 

大切なのは、自分が持っているリスクを知り、それに対してダイレクトに対処することです⭐️

 

 

さて・・「CAMBRA」シリーズ次回も続きます!次回は『口腔内pH』について

お楽しみに♡

 

<BALANCE患者と歯科医師のためのう蝕管理ガイドを参考>