お口とビタミン

 


皆さんこんにちは!

6月中旬にかさはら歯科医院から異動して参りました、歯科衛生士の松山菜月です。

これからどうぞよろしくお願い致します🙂

今回のブログでは「ビタミン欠乏症」について書かせて頂きます。

皆さん、今まで1度はお口の中に口内炎ができたことがあるかと思います。ひどい場合だといつの間にか2つできていたり、食べることや喋ることさえも億劫になったりして厄介ですよね💦

「ほっぺたを噛んじゃったからかな

「疲れてるのかな

これらも原因のひとつなのですが、ビタミン不足も関係しています。

ビタミンの中でもビタミンB2が不足していると、

口内炎をはじめとする粘膜炎を引き起こしてしまうことがあります。😣

ビタミンB2が多く含まれる食品として、

・レバー

・ほうれんそう

・牛乳

・卵黄

が主に挙げられます。

それではここからお口の中を丈夫にしてくれるビタミンについて、簡単にですが紹介します。

⦅ビタミンA

皮膚や粘膜を正常の状態に保つ働きがあるため、

免疫力UPに繋がります。

🍴卵黄、かぼちゃ、にんじん etc…

⦅ビタミンC

皮膚などの結合組織を構成しているコラーゲンを作るために必要なビタミンであり、歯や歯ぐきを丈夫にします。そのため不足していると、歯ぐきから出血がしやすくなる可能性があります。

🍴緑黄色野菜、果物全般、緑茶 etc…

⦅ビタミンK

カルシウムが骨に沈着する際に必要な成分を活性化させる働きがあり、歯を支える骨を丈夫にします。

🍴緑黄色野菜、納豆 etc…

⦅ビタミンD

カルシウムとリンの吸収を助ける役割を持つため、ビタミンK同様 丈夫な骨づくりに貢献しています。

🍴レバー、牛乳、椎茸、鰯、秋刀魚 etc…

ビタミン類の不足は体の中だけでなく、お口の中にも影響があることがお分かり頂けたでしょうか?

初めて知った方も、既にご存知だった方も改めて、バランスの良い食事を心がけて体もお口も健康な状態を保ちたいものですね💪

私は小さい時から、社会科教師の父の影響で大河ドラマを観るのが習慣になっており、絶賛放送中の「青天を衝け」もチェックしています。

その中に登場する第14代将軍 徳川家茂 20歳の若さで亡くなるのですが、その死因が虫歯と脚気(かっけ)だったそうなんです大の甘党だった家茂は、スイーツばかり食べており、そのためビタミンB1不足が生じて脚気を起こしたようです。🥶

現代の脚気の発症者は減少したものの、栄養バランスは大切なんだなと考えさせられたことがきっかけでこの内容にしてみました。

最後までお読み頂きありがとうございました。