バイオフィルムの破壊と除去

こんにちは♪ とみざわ駅前歯科サポーターの西田でっす(^_^)v

秋〜 秋〜 大好きな秋〜♫🍁 東北の秋は少し肌寒いですが、食べ物が美味しいこの時期は幸せです✨

お口が健康で、何でも噛める

そんなお口で美味しいものを楽しみたいですね

 

涼しくなってきた今、衣替えや大掃除の絶好の機会でもありますね。

 

大掃除と言えば・・・

定期的に行う歯科医院でのお口のクリーニング

 

毎日お家で行うブラッシングは、いつものお掃除

歯科医院で行うのは、年に数回の大掃除

 

そんなイメージでしょうか。

歯科医院で行うこのクリーニングの目的は

バイオフィルムの破壊と除去です!

 

バイオフィルムって❓

排水溝にこびりついたあのヌメリを想像してみてください。はじめは、水で流せば落ちる程度の汚れが、放っておくと・・ヌメヌメ ジトジト くっさ〜いヌメリに進化していきますよね。

もう、この状態になってしまったら、ゴシゴシとこすって落としていくしかありませんね

 

固体の表面に付着する粘着物であるバイオフィルムは、細菌および細菌が産生する菌体外粘性多糖体で複数の微生物とそれらの産生物で出来ています。

 

細菌の集合体 バイオフィルムのやっかいなところは、微生物が互いに影響を及ぼしあい、薬剤に対して抵抗したり、栄養を分け合ったり、協力し、力を増していくのです💧

こうなってしまうと、抗菌剤なども効かなくなるため浮遊細菌であれば効果を発揮する抗菌剤もバイオフィルムには意味がありません。

 

ですから、機械的に、この微生物の強固な集合体であるバイオフィルムを破壊し除去することが必要になってくるのです!!

 

さらに歯垢が口腔内のカルシウムやリンと反応して石灰化すると『歯石』になってしまいます。

歯石は歯科医院で歯科医師もしくは、歯科衛生士に除去してもらいましょう。

 

『じゃ歯科医院に定期的に行ってクリーニングを受けるだけでいいのね♪』

 

いいえ!それだけではダメなんです!

 

歯磨き後8時間経った頃には、細菌が付着し始め、48時間後には急速に細菌が増え、72時間後には完全なバイオフィルムが形成されます。

 

ご自身での食後や就寝前のブラッシングを怠ってしまうと、すーぐに、バイオフィルムは形成し始めます。 3日もあれば、微生物たちは、互いに結びつき、助け合う集合体を作ってしまうので、歯科医院でのクリーニングを2、3日に一度ペースで受け続けない限り(現実的ではないですね)ご自身での丁寧なブラッシングは絶対に必要になるということですね。

 

歯科医院では(保険診療の場合)患者さんのその時のお口の状態に応じて、必要な手順、機材を使用し、歯石除去や根面を滑沢にしたり、ブラシで磨いたり、フッ素塗布などを行なっていきます。 前と違う?なんてこともあるかもしれません。そんな時は、お口の状況に多少の変化があったかもしれませんね。

 

また、自費でのクリーニングメニューもご用意しております。

ホワイトニング  ステインオフ  自費PMTC 等

着色をしっかり取りたい、ヤニが気になる・・など、保険のクリーニングで補えないものはこちらを有効に活用してみてください♫