キシリトールの効果と注意

皆さんこんにちは!とみざわ駅前歯科、歯科衛生士の西田です🦷

あんなに暑かった夏ももう終わり気づいたら鈴虫が鳴く秋になりましたね🍂
秋はお洋服も可愛いものが多いし、美味しいものも盛りだくさんだし、過ごしやすい季節だしで私にとっては一番好きな季節です!
最近は芋煮にハマっていまして、一日目は芋煮をたらふく食べて、2日目でその汁を利用してカレーうどんを作っています!芋煮風味のカレーとっても美味しいんですよ🤤地域によって味が違うのも芋煮の魅力の1つですよね!美味しい芋煮レシピがあればぜひ教えてください🥢

さてさて今回のテーマは
『キシリトールってなに?』です!
キシリトールってよく聞きますが実際はどんなものなのか詳しく言える人ってなかなかいませんよね?
今回はそんな知名度は高いけどなんとなくしか知られていないキシリトールについて説明していきます!

キシリトールとは
・天然由来の代用甘味料
・主に白樺やトウモロコシの芯からできている
・キシリトールは溶ける時に熱を奪うので、お口の中でスースーした清涼感がある

実はキシリトールの甘味は砂糖とほぼ同レベル!にも関わらずカロリーは砂糖よりも30%offなんです!
キシリトールはあんなにも甘味があるのに、虫歯の原因となる酸を作らないのです。
本来虫歯の原因菌は糖分から酸を作り出して、その酸によって歯の表面が溶かされ、それが続き、虫歯になっていくのですが
キシリトールではそもそも菌が酸を作り出せないのです。
また、酸によって溶かされた(脱灰)状態が通常の状態に戻ることを再石灰化と言いますが、キシリトールはその再石灰化を促すので虫歯の原因にならないだけでなく、歯を強くしてくれるのです!
また、キシリトールガムであれば物理的に噛むことによる刺激で唾液が沢山でます。唾液は酸性に傾いたお口の中を中和してくれる働きを持つので唾液が多いと良いことづくしです🤤
キシリトールだけでも良いものですが、フッ素と併用することでそれぞれの効果をより増強させてくれます。

しかし、注意も必要です!
まず、食べすぎるとお腹を下す等の副作用が出る恐れがあります。必ず製品の一日の摂取目安を守りましょう。
また、キシリトールガム、キシリトールタブレット等と言って売られていたとしても、実は成分をよく見るとキシリトール以外の甘味料(虫歯の原因になるもの)が入ってることがあります。
いくらキシリトールを選んでいても、他に虫歯の原因になる糖分が入っていればもちろん虫歯になる恐れがあります。
キシリトール製品を買う時は必ず、キシリトール100%のものを選ぶようにしましょう!

キシリトールはかなり良いものですが、完璧ではありません。もちろん普段の食生活や歯磨きを怠れば虫歯は出来てしまいます👿
普段の生活から気をつけましょう!
そして➕‪α‬としてキシリトールも取り入れて行きましょう🦷✨

ここまで読んでくださり、ありがとうございました🙇‍♀️