こんにちは♪ とみざわ駅前歯科サポーターの西田です🤗
朝晩の冷え込みが増してきましたね。北海道出身の西田ですが、東北の冬の寒さは苦手です😅
北海道の人って、家の中でガンガン暖房をたいて、半袖短パンで過ごす人もいるって聞いたことありますか? 私はまさにそれでした。家の作りや暖房器具も違いますね。さすがに外では着込んで出かけますが、しんしんと降り積もった雪の日はなんだかそんなに寒さを感じない日もありました。さて今年の冬はどんな冬になるのでしょうか。
夏は暑く冬は寒く
四季がある日本は季節を感じられるものが多くて幸せですね。
では、本題へ
『睡眠時無呼吸症候群』
大きなイビキとともに睡眠中に呼吸がなんども止まる病気です。(1時間に5回以上の無呼吸や呼吸が弱くなる低呼吸が繰り返し起こる)
無呼吸が起こると、低酸素状態となり、これが継続していけば、心臓や血管系の病気や生活習慣病につながっていくと言われています。高血圧症や狭心症、心筋梗塞などの冠動脈疾患や脳卒中の発症にも関係してきます。
そして、何より慢性的な睡眠不足の状態から日中の眠気をもよおし、仕事や車の運転等で障害が発生する危険もあります。
原因としては、「気道がふさがってしまうから」
一つは肥満によるものの言われています。のどの脂肪の蓄積と仰向けで寝ることによってさらに気道が狭くなるからです。
でも、睡眠時無呼吸症候群の方の4割は肥満ではありません。
やせていても起こるのです。 顎が小さい方や下顎が後ろの方に引っ込んでいる方や扁桃腺が大きい方も起こり得ます。
少ないですが、脳や神経伝達の異常で起こる中枢型もあります。
自分が睡眠時無呼吸症候群だと気づいていない方も多くいます。一緒に寝ている家族がいれば、睡眠中のイビキの大きさと明らかに変わるイビキのリズム、息が止まっている感じに気づきやすいのですが、一人暮らしの方などは難しいかもしれません。 昼間の眠気や倦怠感など要チェックですね!
治療法は??
中等度から重症の方には『CPAP』と言われる鼻マスクから呼吸にあわせて自動的に空気圧を与える装置を装着して睡眠します。軟口蓋や舌をもちあげて上気道を開くようにはたらきます。
TVでバナナマンの日村さんがこのCPAPを装着して眠る姿を見たことがあります。ダース・ベイダーのような見た目を楽しんでいました。
軽症の方は・・・
ここで歯科の出番です!『マウスピ−ス』(口腔内装置)を装着するものです。下顎を前にずらすようにすることで、のどをひろげるためです。睡眠時無呼吸症候群を診断した担当医師からの診療情報提供書を元に、型取りをしてマウスピースを作成します。
持ち運びができて、通院の手間が少ないのがメリットですね。 肥満の方が効果が出づらかったり、軽症の方に限られる可能性があります。
そのほか、肥満防止や生活習慣の改善も大切です。
食事管理、運動のほか
横向きん寝るようにしたり、お酒を飲まないようにすることも有効だそうです。
歯科医院では、このように虫歯や歯周病だけでなく、睡眠時無呼吸症候群などの内科的疾患にも関与することがあります。