外傷〜それは突然起こるもの〜

こんにちは♪ 2022年一発目のブログ投稿!西田でっす(^^)v

寒波とともにスタートした今年。寒さなんかに負けずに頑張っていきましょう!今年もどうぞよろしくお願いいたします😋

 

私共医療法人社団青葉会では、毎年全員が「年間目標」として具体的な取り組み目標を10項目立てています。目標を立てるときには、『○月○日までに、○○ができるようになる!』といった具合に、より具体的な内容で、期限を明記すると達成率が高まるそうです。

スタッフから提出される目標を見ると・・

「患者さんの顔と名前を覚える」とか「自分を希望してくれる患者さんを増やしたい」など😊

中には・・今年中に体重マイナス5キロ❗️なんてものも笑

みなさんは、2022年をどのような年にしたいでしょうか❓

 

 

さて、今回のテーマは『外傷』

歯科で外傷というと・・・破折、脱臼、陥入、挺出、脱落、歯槽骨の骨折など様々あります。

衝突、転倒などが原因で、多くは1、2歳頃、5〜8歳くらいの小児に多いのですが、交通事故、暴行やスポーツなどが原因で大人の方でも起こり得ます。

そして、いずれも予期せず発生し、痛みや心理的ショックも大きい場合が多いでしょう。

口腔機能のみならず、審美面心理面にも影響を与えてしまいます。

 

 

受付で学校の保健の先生から「生徒同士の衝突で歯が抜けてしまった」という電話を受け取ったことがあります。

 

もし、歯が脱落してしまったら・・・

 

その歯をどうする⁉️

 

日本外傷歯学会では、歯を入れる保存液として以下の順で推奨しています。

 

移植臓器輸送用溶液(Viaspan など)

細胞培養用培地(Hank’s Balanced Salt Solution、“歯の保存液”など)

冷たいミルク(ロングライフミルクや低脂肪乳を除く)

生理食塩水

 

 

スポーツをしている方は口腔内の怪我の予防をオススメします!

 

ボクシングの試合をテレビで観ていると、ボクサーがインターバル中にマウスピースを外し、水を飲ませてもらっている場面を目にします。がっちりとした硬いマウスピースを入れている様子がわかります。

顔面を殴り合うスポーツですから当然です。歯牙に重篤な障害を与えないように予防しているのです。ラグビーなどの激しくぶつかり合う接触スポーツでも装着しています。

 

でも、バスケットボールやサッカーなどでは、マウスピースを必ずしも装着しているとは言えないかと思います。リスクの大きさによるのだと思いますが、バスケットボールも充分な接触プレイの機会があり、サッカーでは、ヘディングを競合い衝突💥なんてことも😭

 

スポーツマウスピースには、口腔内の怪我予防の他にも・・

✳︎強い瞬発力が生まれ集中力を高める

✳︎噛み合わせが調整され体のバランスが保たれるので、運動能力の向上につながる

など嬉しいメリットも・:*+.\(( °ω° ))/.:+

 

歯科医院にて、適用するスポーツに合わせたマウスピースを作製することができます。(自費診療)

虫歯や歯周病だけでなく、こういった外傷でも歯は傷つきます😭

大切な大切な歯を守るために、予防できることは行っていきたいですね!