こんにちは。歯科衛生士の水野です。
昼夜の気温差が大きい季節になりました。
最近では、手袋やマフラーが欲しくなる日もあったりで鍋やおでんにする頻度が多くなってます^ – ^
カラダを冷やさないよう、健康面には十分に気をつけていきましょう。
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みなさん、歯を磨く際にどんなものを使っていますか??
歯ブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロス、舌ブラシなど…
今では、ドラッグストアなどでも歯ブラシだけではなく沢山の歯科器具が売られています。
数年前に比べると、歯科関係のコーナーも広くなり、種類も多く売られていますよね。
では、『ワンタフトブラシ』というものは使ったこと、見たことはありますか??
ワンタフトブラシは、一本ブラシとも呼ばれているもので、日本で主に使われている長方形のヘッドに3列の毛束が出ている歯ブラシとは違い毛束が中央にまとまって山型になっている小さな頭の歯ブラシのことです。
このワンタフトブラシ、予防歯科の先進国・スウェーデンではメインで使われていることの多いデンタルアイテムだそうです!
ワンタフトブラシはヘッド部分が小さく、3列歯ブラシに比べると奥歯などの磨きにくい部分にもよく届きます。いつもの歯ブラシでは届かなかった汚れを効果的に取り除けます。
(親知らず、歯が重なっている部分、歯の裏側、矯正装置の周り、インプラントやブリッジ周りなどなど)
毎日の歯ブラシで取れる汚れは約6割。さらにフロスを使って歯間の汚れを取れば8割程度奇麗にできると言われますが、ワンタフトブラシを使うことでさらに清掃割合がアップします。
通常の長方形ヘッドの歯ブラシでは磨きにくい場所をピンポイントで磨けるうえに歯と歯ぐきの境目に入りやすく、歯垢を的確に除去できます。
スウェーデンではワンタフトブラシをメインで使う人もいるようですが、面積が小さいため歯磨きにとても時間がかかります😮💨
これを読んで、『歯磨きにそんなに時間をかけられない!』そんな声が聞こえてきそうですね🤣
そこで!時間が取れそうな歯磨きのタイミングで(オススメは夜の歯磨き、または就寝前のタイミングです)普段通りに歯磨きをしたあとで補助的にワンタフトブラシを使い、改めて磨きにくい場所の歯垢を取ることをおすすめします。その他、歯間ブラシやフロス、舌ブラシなどの補助器具使用もできる範囲で忘れずに…
ワンタフトの動かし方は、歯と歯の間や歯と歯ぐきの境目を狙ってクルクルクル〜と磨きます。この時、力の入れすぎには注意しましょう!
歯を磨き終わったあと、舌で歯をなぞった時のツルツルが病みつきになります(^^)みなさんも試してみてくださいね!