口の中が痛い!赤くなってる💦 白くなってる💦 〜口腔粘膜疾患の世界①〜

こんにちは♬ とみざわ駅前歯科サポーターの西田です😃

冬の足音が聞こえていますね〜 道産子で寒さには強い自信があった西田ですが、仙台の冬は寒い!😂

北海道の家は、作りが寒冷地仕様で窓は2重サッシ、玄関フードは当たり前。何と言っても、暖房器具の使い方が半端ないです。(今にして思えば・・)

家の外には、どの家もおっきな灯油タンクがあり、トラックで燃料屋さんが定期的に補充に来てくれます。大きめの灯油ストーブに加え、床暖で足元もぽっかぽか♨️

本当に、北海道の人って、冬でも家の中では、半袖、半ズボンなど軽装で過ごしていました。それが当たり前だと思っていたので、仙台に引っ越してきてびっくり😅

 

さ、寒い💦

 

当たり前のように暖房をガンガンつけて、軽装&裸足で過ごしていたら・・・

東北出身の主人に言われました。。(T ^ T)

 

『寒いなら、厚着すればいいんだよ』

 

ハッ(・Д・)  おっしゃる通り。。

それからは、なるべく靴下を履いて、温かい服装を心がけていますが、やっぱり時々は裸足で開放的になっちゃいますね😋

 

 

さ〜て本題です!今回は、『口腔粘膜疾患』について

 

あれ?口の中が痛い💦いつもと違う。。

なんか赤くなっているぞ

この白いのは何だろう?とれないな💦

 

皮膚にできるものだったら、皮膚科に駆け込むでしょう。口の中になると、それは歯科の受診になります。

 

『口腔カンジタ症』

カンジダ・アルビカンスという真菌(しんきん:かび)によっておこる口腔感染症です。口腔粘膜の痛みや味覚障害が出ることもあります。

カンジダ菌は口腔内の常在菌の一種で、普段はある程度以上は菌数が増えないように他の菌と共存していますが、副腎皮質ステロイド薬の投与や糖尿病、全身衰弱などによって免疫力が低下している状態、唾液量の減少、長期間にわたる抗菌薬の服用などにより、常在菌間のバランスが崩れ、カンジダ菌が異常に増殖し、病原性を発揮することにより発症します。

急性型では、灰白色あるいは乳白色の点状、線状、あるいは斑紋状の白苔が粘膜表面に付着しています。

白苔が認められない萎縮性(いしゅくせい)あるいは紅斑性(こうはんせい)カンジダ症は舌乳頭の萎縮や粘膜の紅斑が特徴で、偽膜性よりもヒリヒリとした痛みが強くなります。口角の発赤、びらん、亀裂を認める口角炎もカンジダが原因になっていることが多くあります(カンジダ性口角炎)。病変が慢性に経過した肥厚性(ひこうせい)カンジダ症では、白苔は剥離しにくく、上皮の肥厚を伴うようになります。

 

『アフタ』

アフタは直径数ミリ大の円形の浅い潰瘍で、潰瘍の表面は灰白色~黄白色の偽膜で覆われ、潰瘍の周囲は赤くなっています。食物や歯ブラシなどがちょっと触れただけもズキッとした強い痛みを覚えます。また刺激性の食物や熱いもの、塩辛いものがしみたりします。アフタは何もしなくても1~2週間で治ります。また、再発を起こす場合には「再発性アフタ」と呼ばれます。

原因が不明で、機械的刺激、遺伝性、極端な疲労、ストレス、あるいは片寄った栄養摂取などいろいろな要素が絡み合って発症するといわれます。ベーチェット病では遺伝的素因が注目されています。

 

他にもさまざまな口腔粘膜疾患がありますので、またご紹介しますね😊

寒くなってまいりました。免疫も落ちやすくなる季節です。お身体ご自愛くださいね

 

『日本口腔外科学会HPより疾患詳細、画像転用させていただきました。』