歯の健康は、一生の財産

こんにちは!受付の小野です。

段々と秋も深まり冬の気配を感じる今日この頃ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
今回は「歯の健康と健康寿命」についてお話しします。

医療の発達とともに平均寿命が延び続け、今や人生100年時代とも言われていますね。「人生最後の日まで健康で元気に過ごしたい!!というのが多くの方の願いではないでしょうか。
そのためには「健康寿命」を伸ばすことが重要なポイントになります。
何故わたしたちが歯の健康を守りたいと考えるのか。詳しくお話ししていきますね!

■健康寿命って?
「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」を健康寿命といいます。
具体的にいうと認知症や寝たきり、介護状態等にならずに過ごせる期間です。現代の日本ではこの「健康寿命」と「平均寿命」の間には10年近くの差が生じています。実に多くの方が、人生の最後の10年間は健康上の問題で日常生活が制限されているんです・・・。

■健康寿命を伸ばすって、一体どうしたらいいの?

まずは健康的な食事と運動が基本です。「そんなこと当たり前じゃないか!」と思われるかもしれませんね。
実は、健康的な食事や運動を続けるためにはそれを支える”歯の健康”が重要なポイントなんです!
人は歯を失うと「噛む力が低下する」→「食べられる食品が減る(糖質中心の食生活)」→「栄養バランスが乱れる」→「体重の減少」→「筋力の低下」→「自信がなくなる、外出の機会が減る、引きこもる」といった負のスパイラルに陥り認知症や要介護のリスクが高まります。
また歯周病菌は血液を介して全身をめぐることから糖尿病・心疾患・動脈硬化などの様々な生活習慣病にかかるリスクを高めることがわかっています。

■歯を健康に保つにはどうすれば・・・?
歯を悪くする主な原因は「むし歯」と「歯周病」です。
特に歯周病については”自分はまだ大丈夫”と思っているうちに着実に進行していきます。気づいた時には歯を失う一歩手前…ということも少なくありません。(実はほとんどの方は10代のうちから歯周病が進行し始めています)
お口の健康を守るためには、まずはご自身のお口の状態を正しく理解し適切な治療を受けること、そして悪くならないように予防(メンテナンス)をしていくことが何より重要です。
予防の基本は、

①正しいホームケア(ご自身でのお手入れ)

②食習慣の見直し(飲食の頻度など)

③歯科医院での定期的な検診と予防処置 

です。
歯の健康は一生の財産とも言えます。何歳からでも、思い立ったときがメンテナンスを始めるチャンスです!
メンテナンスやお口の心配事などいつでもご相談ください( ^ ^ )♪