妊娠中のお口のトラブル

こんにちは、歯科助手の色川です。
私は今月楽天の試合を見に行きました。
はじめて見に行きましたがすごく楽しい時間を過ごすことができました。
選手の名前も少しですが覚え、野球のルールもあまりわかりませんでしたが段々解説を聞いて覚えてきました。
試合は勝ったのでおめでとうございますという気持ちでいっぱいですしはじめて見た試合が勝って本当によかったです。
また機会があれば見に行きたいなと思っています。

さて、今回は妊娠中のお口のトラブルについてお話していきたいと思います。

妊娠している方で、
①お口の中がねばねばする
②歯茎から血が出る
③口が渇く

これらの事に心当たりはありませんか?

心当たりある方は実は、『妊娠性歯肉炎』になっている可能性があります。

『妊娠性歯肉炎』とは?
妊娠中は女性ホルモンの分泌が盛んになります。
歯周病菌はその女性ホルモンを要因にして、歯茎からの出血や腫れを起こしてしまいます。
出産後、ホルモンバランスが落ち着くと治りますが、そのままお口の中を不衛生な状態にしておくと歯周病へと進行してしまいます。
ずっと同じ状態のままでいると2つトラブルが起こってしまいます。

《トラブル1》
〖早産、低体重児の原因になります〗
歯周病菌が原因で子宮を収縮させてしまいます。
歯周病の妊婦さんは早産で低体重児が生まれる危険度が6倍に。

《トラブル2》
〖虫歯菌や歯周病菌が赤ちゃんに感染〗
赤ちゃんの歯が生え始める6ヶ月前から乳歯が生えそろう3歳までに菌が感染しないように予防しましょう。
妊娠中期になったらクリーニングをして清潔を保ち、虫歯治療を済ませておきましょう。

トラブルが起こらないためには予防が大切なので、予防方法を2つご紹介します。

➀“食後にうがいをしたり、ガムを噛みましょう”
→お水や唾液の力で菌を洗い流します。

②“日光浴や食事からビタミンDを摂取しましょう”
→丈夫な歯や骨を作ります。主に魚類に多く含まれています。

いかがでしたか?
妊娠中にお口のトラブルなんてあるの?と思っていた方や心当たりあると思った方もこれからお口のトラブルにあわないためにも予防をしてならないようにしていきましょう。
妊娠中ではない方も予防をすることでお口の中の健康を保つことができ、よりよい生活を送ることができると思います。
ご紹介した2つの方法はすぐに実践できると思うのでぜひやってみてくださいね。
なにか質問などがある際は当院にいらした際に相談してください。