食事とPHの変化

こんにちは!とみざわ駅前歯科の歯科衛生士、長嶺です。もう春になりますね。あっという間に時間が過ぎている気がします…。私は、花粉症なんですがすごく辛いです。目がかゆすぎて大変です。花粉症の方たち頑張っていきましょうね!

さて、本題に入ります。
今回は食事とPHの変化についてお話ししていきます。

まず、PHとはアルカリ性、中性、酸性に分かれており、濃度の数値になるものです。

基本的には人の口の中は中性に保たれています。だいたい、PH7くらいですね。
食事をしてからどうやって口の中のPHが変化するかをわかりやすく表しているもの、それがステファンカーブです。説明してきましたが、ぜひご自分でも調べてみてください。

この後のお話しは次の言葉について知っておくとわかりやすいです。
脱灰と再石灰化、です。

脱灰(だっかい)とは、歯の表面にあるエナメル質や象牙質と言われるものからカルシウムやリンなど成分が溶け出すことです。

再石灰化(さいせっかいか)とは、一度脱灰したカルシウムやリンなどの物質が唾液の力によって再び歯の表面に取り込むことでむし歯などになる前に自然に治す力のことです。

食事を摂るとPHは酸性に傾きます。だいたいPH5.5くらいになります。(これは、臨界PHともいい、歯の表面のエナメル質という硬い物質が溶けはじめるPHの値のことをいいます)
そして、脱灰が始まります。このときに歯が溶けます。
その後、個人差はありますが、唾液の成分の一つである緩衝能という力で約20分〜60分で酸性から中性に戻ると言われています。
(緩衝能とは酸性から元の中性に戻そうとする力のこと)

食事をしてからの口の状態はこのように変化しています。これが1日3食なので、少なくとも3回は起こっている状態になります。

これが3食とおやつの時間、つまり間食があると 歯が溶ける状態が増えるためむし歯のリスクが上がります。
なぜなら、中性に戻る前に食事をするため、常にお口の中が酸性になっているので、ずっと歯が溶け出している状態になります。

 

 

そのため、ポイントがいくつかあります。
①極力間食をしないように1日に1回または食べないようにしましょう。ダラダラ食べはダメです!
②食事をしっかり噛んで唾液を出すようにしましょう。また、食べ過ぎの抑制にもなります!
③寝ている時は唾液が出にくいため、寝る1.2時間前はお茶やお水にしましょう!

むし歯の予防にフッ素入りの歯磨き粉は使うようにしましょう!酸の産生を抑制する性質があります。

ここまでお話ししていきましたが、いかがでしたか?だらだら食べや間食の回数を変えるだけでもむし歯の予防はできます。自分のできるところから初めてみるのもいいですね。

それでは今日はここまでです!
またお会いしましょう!