お子さんへのおやつについて


こんにちは🌸!

仙台市太白区大野田とみざわ駅前歯科、保育士の佐藤です!

今日はお子さんへのおやつの与え方と歯によいおやつについて、投稿させていただきます。

子どもは日々、目覚ましい成長発育をしています。そのため1日に必要なエネルギーだけでなく、成長のためのエネルギーも必要です。

しかし子どもは胃袋が小さいので、三度の食事だけで必要なエネルギーを補給することはできないのです。そこでおやつが必要になってきます。

でも、おやつ=甘いものではありません。これは大変な誤りです。軽い食事だと思っていただければ良いかと思います。おやつをむし歯の原因にしないためには、与え方と種類が大切になってきます。むし歯をつくらないおやつの知恵をご紹介させていただきます。

 

〜おやつの与え方三原則〜

①時間を決めて規則正しく与えましょう!

甘いおやつを自由に与えていると、口の中に砂糖が入っている時間が長くなり、むし歯ができやすくなります。また、食事のときに食欲がなくなる原因にもなります。

 

②1回に食べる量を決めましょう!

お菓子を袋ごと与えたり、ジュースをビンやパックごと渡すのは、だらだら食いのもとになります。お菓子や飲み物は小皿やコップに入れて与え、1回の量を決めてあげて下さい。

 

③おやつの組み合わせを考えましょう!

チョコレートと乳酸飲料、ドーナッツとジュースというように、甘いお菓子プラス甘い飲み物というのは、歯のためには最悪です。甘くないものと組み合わせるようにして下さい。

 

〜歯によいおやつ〜

①カルシウムたっぷりおやつ

ex)煮干し、牛乳、ゆで卵、チーズ

普通の食事だけでは不足しがちなカルシウムを、おやつで積極的に補給しましょう。砂糖が含まれていませんので、むし歯予防の面からも、とてもよいおやつです。

 

②カミカミ、モグモグおやつ

ex)りんご、するめ、生野菜のスティック

噛む力をつけるおやつは、咀嚼機能がみにつきはじめた3歳ぐらいから、積極的に与えていきましょう。手に持ってカミカミ、モグモグしているうちに、あごが鍛えられます。

 

③甘くないおやつ

ex)おにぎり、ホットサンド、お好み焼き、枝豆

小学校の3〜4年生以上になると、ボリュームのあるおやつが欲しくなります。具のたっぷり入ったおにぎり、サンドイッチ、お好み焼きなど、栄養のバランスを考えて与えましょう。

*参考文献、引用「強い子に育てる本」

 

おやつの食べ方や与え方を工夫して、歯を強く成長しましょう♪