うがい

こんにちは!吉岡です。
皆様、毎日の歯磨きのあと、お水で何回くらい口をゆすいでいますか?
「お口の中がスッキリするまで、何度もガラガラ、ブクブクゆすいでいる」という方が多いのではないでしょうか。
実は、近年の歯科予防において、歯磨き後のうがいは「少量の水で、1回だけ」が推奨されています。
「えっ、それだけでいいの?」「泡や汚れが残る気がして気持ち悪い…」と思うかもしれません。今回は、なぜうがいが1回だけで良いのか、その驚きの理由と正しい方法を分かりやすく解説します!
💧 うがいを「1回」にするべき最大の理由
何度もゆすいではいけない理由は、歯磨き粉に含まれている「フッ素」にあります。
フッ素には、虫歯の進行を防いだり、歯の表面を強くしたり、初期の虫歯を修復(再石灰化)したりする、お口にとって非常にありがたい効果があります。
しかし、歯磨きが終わったあとに何度も水で口をゆすいでしまうと、せっかく歯の表面に付着したフッ素が、すべて水と一緒に洗い流されてしまうのです。これでは、フッ素配合の素晴らしい歯磨き粉を使っていても、その効果が半減してしまいます。
つまり、「お口の中に適度にフッ素を残すため」に、うがいの回数は最小限に抑えるのが正解なのです。
🧼 効果を高める「正しい決定版うがい法」
それでは、フッ素の効果を最大限に引き出すための具体的なステップをご紹介します。
  1. 歯磨き粉の量は適切に
    大人の場合、歯ブラシの毛先全体(約1〜2cm)にしっかりと歯磨き粉をのせます。
  2. しっかり磨いたあと、泡をペッと吐き出す
    磨き終わったら、お口の中の余分な泡や唾液をしっかりと吐き出します。
  3. うがいはスプーン1杯(約15ml)の水で1回だけ
    ペットボトルのキャップ2杯分ほどのごく少ないお水をお口に含み、お口全体に行き渡らせるように5秒ほどブクブクして、ペッと吐き出します。これで終わりです!
うがいをした後は、フッ素をしっかり歯に定着させるため、「30分間はご飲食を控える」とさらに効果的です。そのため、特に就寝前の歯磨きでこの方法を実践するのがベストなタイミングです。
💡 慣れるまでは少しずつでOK
最初は「お口がネバネバしそう」と違和感があるかもしれませんが、最近の歯磨き粉は、少ないうがいでもスッキリ感が持続するように工夫されているものが多くあります。まずは「いつもより1回減らしてみよう」から始めてみてくださいね。
当院では、患者様一人ひとりのお口の環境や、虫歯のリスクに合わせた歯磨き粉選びのアドバイスも行っています。「どんな歯磨き粉を使えばいいか迷う」という方は、定期検診の際などにぜひお気軽にご相談ください。
それでは、皆様のご来院をスタッフ一同心よりお待ちしております!