みなさんあけましておめでとうございます🎍⛩🌅
仙台市太白区大野田とみざわ駅前歯科歯科衛生士の茂木です😊今年もよろしくお願いします!毎年初詣に行こうと思うものの今年も行かずに終わってしまいました…来年は行こうと思います😅体調管理もしっかりと行い風邪をひかないようにしていきたいです!
さて、今回はシーラントについて書いていいきたいと思います。
小窩裂孔填塞法ともいい、生えたてまもない歯は溝が深く、複雑な形をしており、歯ブラシの毛先が溝に届きにくく、虫歯になるリスクが高いです。そこに歯を削らずにレジン系の材料を用いて、溝を埋めて虫歯を防いでいこうという予防的な処置になります。シーラントにはフッ素が含まれているので虫歯予防が期待できます。
対象となる歯は①乳臼歯、②第一大臼歯(6歳臼歯)、③第二大臼歯(12歳臼歯)、④側切歯の盲孔(上の歯の二番の裏側の溝)になります。特に第一大臼歯が生えてくる6歳は虫歯になりやすいので積極的にシーラントをおすすめさせていただいております!
次にシーラントの流れについて説明していきます
①ブラシで溝を丁寧に清掃します
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②歯面を乾燥します
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③すっぱりリンゴ味のお薬または、別のお薬を使ってシーラントの付きをよくするための処理をしていきます
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④リンゴのお薬を水で流します(別のお薬を使った際は水で洗い流しません)
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⑤乾燥します
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⑥シーラントを詰めていきます
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⑦光を照射してシーラントを固めます
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⑧噛み合わせが高くないか確認します
詰める際、唾液が入ってしまうとシーラントがうまく付かなったり、付きが悪くなったり、とれやすくなってしまいます。小さいお子様はお口を大きく開けてる状態を数分維持していただくのが大変なので、状態をみて処置を判断させていただきます。歯ぎしりをするお子様はシーラントが取れてしまうことがあります。取れてしまったものを飲み込んでも害はありません。フッ素と違い処置後すぐに食事をしていただいても構いません。
シーラントが取れてないか、お口の状態の観察のため、定期検診を受診していただきたいです、もし、取れてしまった場合は、ふたたびシーラントを詰めます。
シーラントを詰めたからといって100%虫歯にならないというわけではありませんので、毎日の歯みがきと食生活に気をつけていきましょう!!!!