歯科での仮り蓋について

こんばんは!

仙台市太白区大野田とみざわ駅前歯科、星です!

 

気温が上昇してだんだんと春らしい季節になってきました!

仙台も桜の開花が楽しみですね^_^

今回は歯科治療で使う仮の蓋について書こうと思います。

仮の蓋をすることを仮封と言いますが

歯科での仮封は「型取り後の仮封」と「神経を取る処置をしているときに行う仮封」の2種類がありますが今回は「型取り後の仮封」についてお話させていただきます!

みなさんは今まで歯科医院にかかられた中で型取りをした経験はありますか?

型取りは部分的な銀色等の詰め物や被せ物を作製する際に行うもので

基本的には色のついている粘土のような材料で型を取るものです。

そんな型取りをした後に行うのが『仮封』です!

当院では【デュラシール】や【プロテクトシール】という材料を使用しています。

そちらで型取り用に形成されたところを埋めたり土台を覆っていきます。

仮封をした後によく患者さんから言われるのは

「まず〜〜い!」「匂いがきつい!!」などです。。。

わたしも型取りをして仮封をしたことがあるので

このキツイ匂い、嫌な味、分かります。

 

仮封をする前に味や匂いなどを患者さんには伝えていてもいざやられると口に出して言いたくなるような匂いであったり味がしますよね・・・( ・ᴗ・̥̥̥  )

 

この仮り蓋が苦手な方も中にはいらっしゃるかもしれません。

しかし、仮の蓋をすることは大切なことなのです。

では、なぜ仮封をするのでしょうか。

その理由は

①神経が残っている歯だと仮封をしないとしみる症状が出る

②歯ぐきが増殖してしまう

③歯が伸びてきたり寄ってきてしまう

からです。

 

仮封をするのにはしっかりとした理由があるんですね。

仮封をしないとデメリットも多くあるんだな、と知っていただけると嬉しいです!

もちろん仮封をするときは、噛み合わせは大丈夫か、しっかり土台を覆えているか、無駄な部分はないか・・・など確認をして仮封をしています。

 

また、仮封をしたときの注意点もいくつかあります。

①ガムやキャラメルなど粘着性のあるものは控える

②歯と歯の間に仮封がしてある場合は歯間ブラシ・フロス等を通さない

③歯磨きは他の歯に比べて優しくブラシを当てる

④30分はお食事を控える

 

粘着性があるものを噛むと仮封が取れてしまう可能性があります。

もし取れてしまった場合はご連絡ください。

仮封の材料は30分くらいで硬化するのと同時に匂いも緩和されます!

30分はお食事を控えてくださいね!

 

ではこの辺で^_^