富沢駅・仙台市太白区の歯医者|とみざわ駅前歯科

歯肉炎と歯周炎の違い

こんにちは。

仙台市太白区大野田にあるとみざわ駅前歯科、保育士の佐藤です。

今日は歯肉炎と歯周炎の違いについてのお話です。

どちらもテレビのCM等で聞いたことがあると思います。どちらも同じものだと思っている人はいませんか?

実は歯肉炎と歯周炎は違いがあるんです。

正常な歯肉

正常な歯肉は、硬く引き締まって歯面に密接しています。歯肉の色は一般的に薄いピンク色をしています。血管の数や血液量、上皮や結合組織の厚さ、メラニン色素などの色素沈着、年齢等により違いが見られます。特にメラニン色素沈着が存在すると、正常な歯肉でも茶褐色や黒褐色になります。

歯肉炎

歯の根元の歯肉のみに炎症が発生します。炎症が発症すると、歯肉内の末梢血管の透過性が亢進し、歯肉が発赤、腫脹して歯肉ポケットを形成します。歯と歯の間の歯肉は丸みを帯びて盛り上がり、歯肉の表面からはスティップリングが消えて滑らかになります。また、歯磨きをすると出血してきます。この歯茎を歯周病検査の道具(プローブ)を入れると出血してきます。歯肉炎の炎症は歯肉に限局していて、歯槽骨や歯根膜には波及していません。歯肉炎は、歯面に汚れが付着している間は慢性化します。

歯周炎

歯肉炎からさらに炎症が続き、歯肉の深部まで炎症が波及してくると、歯を支える歯根膜が破壊され、上皮が根尖側に伸び出して歯周ポケットを形成し歯周炎(いわゆる歯槽膿漏)へと進行します。歯周ポケット内の歯面には歯肉縁下プラークが付着し、その内側には歯肉縁下歯石が形成されます。歯肉縁下プラーク中の細菌は、ポケットの潰瘍面からしみ出す滲出液や膿汁を栄養源として増殖し、さらなる炎症を引き起こすという悪循環を形成します。一般的に初期の歯周炎は痛みが少ないため、歯周炎になっているという意識をもたないままに放置されていることが多いです。歯周病検査をすると出血します。歯周ポケットが深くなると、ときとしてポケット内への排膿が滞り、歯周膿瘍を形成して激しい痛みなどの急性発作が引き起こすことがあります。歯の揺れを始め、口臭も発生します。その他、冷たいもの熱いものがしみるという症状がでます。この症状が悪化すると物が噛めなくなったり、最終的に歯が抜けてしまいます。

歯肉炎は、炎症の原因である汚れを除去すると健全な歯肉に改善します。歯周炎では、汚れを除去して歯面を滑沢な状態にすることで炎症はなくなるが、一般的には歯根膜は再生せず完治というのは難しいです。気づかないうちに進行してしまう病気なので、定期的にプロフェッショナルケアを行うことをおすすめします。

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