こんにちは。吉岡です。
朝夕の冷え込みが強まり、少しずつ冬の足音が聞こえてくる季節となりました。11月は学校行事や習い事が落ち着く時期でもあり、お子さまのお口の状態を見直すのにとても良いタイミングです。
最近は、当院でも 「歯がしみる」「かたいものを噛むと痛がる」 といったご相談が増えてきています。寒さが強まることで知覚過敏の症状が出ることもありますが、小児の場合は むし歯の初期症状 が隠れていることも少なくありません。
特に乳歯は大人の歯よりも“やわらかく、むし歯の進行が早い”ため、保護者の方が気づかないうちに症状が進むこともあります。
また、小児歯科ではこの時期、 「歯ぎしり・食いしばり」 のご相談も多くなります。成長期のお子さまは顎の発育や歯並びの変化に伴い一時的に歯ぎしりが出ることがあり、多くの場合は心配不要ですが、強い食いしばりが続くと歯が欠けたり、顎が疲れたりすることがあります。当院では、お子さまの成長段階に合わせた観察やケアの方法をお伝えしていますので、気になる場合は遠慮なくご相談ください。
◆11月は「仕上げ磨きの見直し」に最適です
気温が下がると、どうしても自宅でのケアがおろそかになりがちです。とくに小さなお子さまは、寝る前に眠さのあまり“自分でサッと磨いて終わり”になってしまうケースも少なくありません。
仕上げ磨きは「毎日しっかり」よりも、実は “やり方の質” がとても大切です。
・上の前歯の裏側に汚れが残りやすい
・奥歯の溝はむし歯の始まりポイント
・夜は細菌が増えるので、寝る前の磨きが特に重要
当院では、11月は特に「仕上げ磨きのチェック月間」として、磨き方のポイントやお子さまの年齢に合わせた歯ブラシの選び方をお伝えしています。短い時間でも“正しい磨き方”ができれば、むし歯予防の効果は大きく変わります。
◆冬に増える感染症対策にも「お口の清潔」は大切
インフルエンザをはじめ、冬は感染症が増える季節です。実は 口の中を清潔に保つことで、全身の免疫機能が働きやすくなる という報告もあります。
お子さまの体調管理は、毎日の歯みがきや歯科でのクリーニングとも深く関わっています。
当院では、怖がりなお子さまや歯医者が苦手なお子さまにも安心して受けてもらえるよう、優しい声かけや練習からスタートして治療を行っています。初めての来院でもどうぞ安心してお越し下さい。
◆年末前のこの時期に“お口の大掃除”を
12月に入ると学校行事やご家庭のイベントで忙しくなる方が多く、受診のタイミングが取りにくくなります。
11月のうちに一度お口の状態をしっかり確認し、むし歯の早期発見・歯並びのチェック・クリーニングを済ませておくことで、安心して年末年始を迎えられます。