歯科治療と新型コロナウイルス

こんにちは♫ サポーターの西田です✌️😄✌️

 

この時期になると、バレンタインデイ♫キッス〜♪ (国生さゆり)と口ずさんでしまうのは、私だけでしょうか笑

 

まだまだ寒さが続きますが、みなさん体調はいかがでしょうか❓ 約1年前から始まった新型コロナウイルスの話題・・ インフルエンザの罹患者が減少した!と話題になっていましたね。そういえば、、風邪らしい風邪も引いていないような。 感染対策によって、他の病原菌も寄せ付けず健康を保つことができているのかもしれませんね。

 

今日は、歯科医療の現場で行なっている感染予防対策についてお伝えしたいと思います😃

 

大阪府知事である吉村さんが、1月19日のTwitterで

コロナウイルスは口の中、唾液に多く含まれている。なので、マスクが有効だし、飲食の場も指摘される。一方で利用者側がマスクができない環境に歯科医院がある。大阪には5500もの歯科医院があるが、クラスター発生はゼロ。感染対策の賜物と思うが、何かある。何か?専門家には、是非分析してもらいたい。

 

 

よくぞ言ってくれました‼️

 

世間の人たちに声を大にして言いたかったこと。歯科医療の現場では、コロナウイルス流行以前から、感染対策に重きを置いて常に継続してきた部分なのです。

 

私が新人の頃、『すべての患者さんが(自分でもまだわかっていないだけで)何らかの感染症かもしれない。。 B型肝炎?エイズ?かもしれない。。 それくらいの意識で、感染対策をすること。 未熟な器具の扱い、清拭、清掃の不足、器具洗浄や滅菌処理の誤った理解。。それによって、自分自身が感染するかもしれない。院内感染をさせてしまうかもしれない。この仕事では、感染対策の知識、責任感が大切なんです。』と先輩に言われたことを思い出します。

 

グローブ👋

マスク😷

ゴーグル👓

 

の装着は歯科医院では当たり前の光景ですよね。

口腔内に直接触れたり、唾液、飛沫の飛ぶ診療室において、それでも感染せずに(感染させずに)過ごしてこれているのは、現場のスタッフの相当な努力の賜物だと思います!

 

 

標準予防策*スタンダードプリコーション

CDC(米国疾病管理予防デンター)の『病院における隔離予防策のためのガイドライン』で示された考え方。

疾病や診断(感染症の有無かっこに関わらず、すべての患者に適応される。血液、すべての体液、分泌物、排泄物、傷のある皮膚及び粘膜は、感染の危険があるものとして予防策を実施することである。

 

感染には3つの要素があると言われています。

感染の3要素

①感染源(病原体の量と病原性)

②感染経路

③感受性宿主

この3つの要素がすべて揃ってはじめて感染が成立します。

感染予防対策はこれらの要素の連鎖を断ち切ることなんです。

 

①感染源の除去・・・洗浄、消毒、滅菌

②感染経路の遮断・・・感染経路別予防策(標準予防策を講じる)

③感受性宿主への対応・・・抵抗力の向上、ワクチン接種など

☝️これら3つの対策は、どれも歯科医療の現場で取り組んでいることです。

①、②の対策はこれまで述べてきた通りですが、

感受性宿主への対応

についても、実は、歯科と関わりがあります。ご自身での健康管理に加え

口腔内の環境をよくすること👉抵抗力アップの秘訣なんです‼️

歯科疾患を治療し、口腔内に存在する細菌を減らしていくお口のクリーニングを継続することは、身体の健康のためにも重要な役割を果たしています。

 

健康管理が大事な今だからこそ、口腔内環境を改善し、清潔な状態を保っていきましょう♪