皆さんこんにちは☀️
歯科衛生士の松山菜月です。
今回のブログでは「食いしばり」について書かせて頂きます!
食いしばり は上下の歯で大きな力で噛み締めている状態で、スポーツをしていたり集中しているときにかかっていることが多いです。
原因として、
・ストレス
👉日常で何らかのストレスがある場合、口の周り の筋肉が緊張して食いしばるか、逆にストレス緩和のために食いしばりをする というケースもあります。
・噛み合わせが悪い
👉噛み合わせが高い、もしくは低いとしっかり噛むことができず、脳が噛む力を強くしようと信号を出すことで食いしばることも考えられます。
それでは食いしばりによる影響はどんなものがあるのでしょうか?
〈歯への負担〉
・表面が削られることにより冷たいものがしみる
・ひびが入ったり割れてしまう
・歯を支えてる骨に負荷がかかり、
グラグラとしてくる
・歯周病の悪化 etc
〈顎への負担〉
・口を大きく開けると痛い、又は音がする
(顎関節症)
・耳の前あたりが痛くなる etc
〈全身への影響〉
・肩こり
・頭痛
・めまい、耳鳴りがする etc
次に治療法をいくつかご紹介します。
・マウスピースを作る
👉マウスピースを作り、夜寝ている間に装着することで無意識に食いしばることを防ぎます。そうすることで噛む力が分散するのでクッションの役割を果たします。また顎へのダメージも軽減してくれます。
・噛み合わせを調整する
👉 噛み合わせが悪く、高い部分や低い部分があると、食いしばりを助長させてしまうことがあります。歯科医院で噛み合わせのチェックと調整を行うことをお勧めします。
・癖を直す
👉 特に頬杖は顎に負担をかけてしまう癖です。顎の関節に偏った力がかかり、噛み合わせが悪くなり、食いしばりを助長させてしまう事があります💦
また、イメージトレーニングも治療法の1つです。
自分で上下の歯と歯を合わせないように意識するようにします。上下の歯を接触させている事に気がついたら、意識的に歯と歯を離し、深呼吸するなどしてリラックスさせましょう。
今、東京オリンピック真っ最中で様々な試合をテレビで集中して観てる方も多いと思います。もし“食いしばってるかも?“と思われる方がいましたら、テレビに「噛んでない?」などと書いた紙を貼っておくのもアリです!💡
食いしばりをしていると感じている方、気になる症状がある方はお気軽にご相談ください🙂
オリンピックといえば、私はソフトボールの決勝の試合にとても感動しました!両チームとも好プレー続出でとても良い試合でした🔥皆さんはどの競技に注目していますか?
最後までお読み頂き、ありがとうございました🇯🇵