朝磨きのすすめ。

みなさん、こんにちは。

昨年12月からとみざわ駅前歯科医院の一員となりました、歯科衛生士の水野です。

夫の仕事の都合で、仙台市に転勤してまいりました。我が家は転勤族で、仙台市は2度目になります。前回は僅か一年でしたが、今回は長くいられそうなので、仙台を満喫したいと思います。

食べる事が好きなので、美味しいものがあると知ると、フットワーク軽くどこへでも行ってしまいます。お勧めのお店があれば、ぜひ教えて頂けると嬉しいです😊これからよろしくお願い致します。

 

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さて、今回は朝の歯磨きについてです。

朝の歯磨きは、朝食前にするのか、朝食後にしたほうがいいのか、というご質問を受ける事があります。

虫歯や歯周病を防いで歯の健康を保つために、歯磨きをするタイミングや歯磨きの回数についてお話ししていきたいと思います。

 

 

○朝の歯磨きは朝食前に○

就寝中は、日中と比べて唾液の分泌量が減り、口の中は乾燥しやすくなります。唾液には、食べカスや歯垢を洗い流す自浄作用と、細菌の繁殖を抑える抗菌作用があります。

唾液の分泌量が減る就寝中は、一日の中で最も細菌が繁殖するため、起床時の口の中は非常に不潔な状態です。起きてすぐ、口臭が気になるのはこのためです。

歯磨きをせずにそのまま食事をすると、口の中で増えた細菌も一緒に飲み込んでしまいます。そのため、起床してすぐに歯磨きを行うのがオススメです。

○朝食後は磨かなくていいの?○

食事をすれば、口の中に食べカスが残りますし、そのまま時間が経過すれば口の細菌の活動によって歯垢が形成されます。歯科衛生士としては、できれば食後の歯磨きも行っていただきたいです。

食後に時間がない時は、水でしっかりと(歯と歯の間に水がいきわたるように)うがいをしましょう。また、砂糖が含まれていない(ここ重要!)キシリトールガムを噛むのもオススメです。

習慣になるまでは何だか面倒な感じがしますが、これが習慣になるととてもスッキリして気持ちがいいものです。私は、朝磨きはもちろんですが、就寝前と起床後は専用の舌ブラシを使って、舌の汚れ(舌苔)も落としています。舌の汚れは口臭の原因になりますので、キレイにしてみるのもいいかもしれないですね。

 

 

最後に、朝の歯磨きでもお話ししましたが、夜寝ている間が一番お口の細菌が繁殖する時間帯です。寝る前の歯磨きをしっかりと行い、できるだけお口の細菌数を減らしましょう。