お口の中の菌を見てみよう🔍✨

みなさん、こんにちは!
とみざわ駅前歯科、歯科衛生士の育村(いくむら)です🍎
6月から、田中歯科衛生士に替わって、こちらで働かせていただくことになりました🌟
どうぞこれからよろしくお願いします!

今回は、「位相差顕微鏡による、口腔細菌の観察」についてお話ししていきます🦠

 

 

位相差顕微鏡とは、細菌を数千倍で観察することで、歯周病菌の有無や量を調べることができるのもで、患者様一人ひとりで口内環境が異なるため、この細菌検査を行った上で、個人に適切な治療・予防を判断し、実施することが出来ます👩‍🏫
また、検査で観察する細菌は、その場で動いてるものを観察することができるため、リアルタイムで患者様にも一緒にご確認いただいています👀💡

💠位相差顕微鏡による、細菌検査の流れ

① お口の中(歯周ポケット)から、歯垢(菌の塊)を専用の器具で採取
② プレートに歯垢をセットする
③ セットしたプレパラートを顕微鏡で観察する

たったこれだけの作業で、簡単にできるんです✏️
お口の細菌は、もちろん目では見れないので、実際に採取した菌を見た患者様は、こんなものが口にいたのかと驚かれたり、「気持ち悪い…(笑)」とおっしゃる方が多いです(笑)

ちなみに、これで観察できる菌は、容易に感染するため、自分だけがどれだけお口をきれいにしていても、家族などから移されてしまうこともありませし、逆のことも言えるでしょう。ですので、見えないところだからこそ、日頃から気を遣ってケアしていく必要がありますね🪥🫧

また、当院では、スライドを使って、歯周病の進み方、菌がいることによっての影響、今後の予防法などについて、説明させていただいていますので、質問やわからないことは聞いてみてください🧏🔎
(そのために、検査を行う歯科衛生士は、顕微鏡の操作方法や、数多くの菌の種類を勉強したりして、頑張っています!これが意外と大変…😰💦泣)

そして、この菌は歯ブラシで落とせるのですが、全てを磨き落とすのは至難の業…
毎日のブラッシングはもちろんのこと、普段のケアだけでは補えない部分は、歯科医院でのメンテナンスにてサポートいたします!

定期的に歯科医院で、メンテナンスをおこなっているか、そうでないかの違いで、将来の残る歯の本数には、いずれ倍の差がついてくるとも言われています😹ソンナ…
むし歯を治すだけが治療ではなく、予防と言われるメンテナンスも、「歯周治療」も列記とした治療なのです◎
自分のお口の中のことを知ると、さらに頑張ってケアをしていこう!と思ってくださる方もいますので、予防への第一歩と言っても全く過言ではありませんね🦷✨これをきっかけに、ヘルスプロモーションへの意欲が高められるように、私たちも頑張ります😊❕