仕上げ磨きは何歳まで必要?👶🏻🍃

みなさん、こんにちは!

とみざわ駅前歯科、歯科衛生士の育村です🍎

今回は、小さなお子さんを持つ親御さんに向けての内容です✍️⛅️

いきなりですが、「仕上げ磨き」は何歳まで行うのが理想的と言われているでしょうか?🪥

正解は、大体「小学校を卒業するまで」と言われています🏫🎓💠

「そんなに大きくなってからも、磨いてあげなきゃいけないの?」…と思う方もいるかと思いますが、これには理由があります。

まずは小学校入学までのお子さんは、もちろんまだ小さいので、大人でも難しい歯磨きを一人で行うことはできませんので、言わずもがな親御さんの歯磨きが必要です◎ただ、乳歯が生え揃ってきたら(おおよそ5歳くらい)、歯磨きの必要性を理解させてあげながら、自分の手で歯ブラシを動かして磨く練習が行えると、その後の歯磨きの技術の習得がスムーズになるでしょう💡

そして、小学校に入学する頃から、乳歯(子どもの歯)と永久歯(大人の歯)の交換が始まり、歯が抜け替わっていきます。歯が生えた手に時期は、歯が低い位置にあるので、とても磨きにくいです💦また、小さい乳歯と大きい永久歯が入り混じる時期に入っていくので、並びが凸凹として、磨き残しが出やすい時期でもあります。

さらに、「歯肉炎」と言って、磨き残しが主な原因として、歯茎が赤く腫れることがあります。そうすると、歯磨きの際に出血したり、痛みを伴うことがありますので、よりしっかり歯ブラシに角度をつけ、丁寧に磨く必要がある大事な時期と言えます。永久歯が生え揃うのが、おおよそ小学校を卒業する頃と言われていますので、それまでは仕上げ磨きを行い、定期的にチェックしてあげるのが理想的です。

仕上げ磨きには、専用のネック(歯ブラシの毛がついている部分と、持ち手との間)が長く、大人の手でも奥歯までしっかり磨けるものがありまうすので、こちらの使用もオススメです❕

 

加えて、まだ小さい時期から、糸ようじを使って、歯ブラシが入らない歯の間の清掃も行えると、さらに良いでしょう🦠ちなみに糸ようじは、大人用とお子供用では分けられていません。仕上げで使って上げるのであれば、持ち手がついているタイプの方が、操作しやすいです!(過去のブログの方に、フロスの使い方についての記事もありますので、ぜひ読み合わせください📕)

小さい頃からのブラッシング習慣や食習慣で、大人になってからのむし歯や歯周病の罹患率にも、大きく差が生まれるでしょう。この時期に、お子さんがむし歯になってしまったり、歯肉炎になってしまうのは、その周りの環境を取り巻く大人たちの責任でもありますので、かかりつけ歯科医院としても協力させていただきながら、一緒にお子さんのお口の健康を守っていきましょう🕵️✨