フッ化物配合歯磨剤の推奨される利用方法とは?

こんにちは、事務局の高橋です。

今年に入ってすぐ、日本口腔衛生学会・日本小児歯科学会・日本歯科保存学会・日本老年歯科医学会の4学会合同で、「フッ化物配合歯磨剤の推奨される利用方法」が出されたそうで、歯磨き剤フッ化物の推奨濃度の変更があったそうです。

それがこんな内容

↓ ↓ ↓

とりあえず、これを見ておぉ!と思ったことは、

「就寝前を含めて1日2回の歯みがきを行う。」という点!!!

ずっと、寝起き、毎食後、の最悪最低4回はした方がいいと思っていました!!

いや、するに越したことはないんだろうけど・・・

 

ここに1日2回とあるだけで、ちょっと救われます・・・

 

一応、寝起き、毎食&間食後はした方がいいそうですので!!

 

さて、一応、今回の変更にも触れておかないとまずい気がするので、ちゃんと触れておきます。

むし歯予防には必要不可欠なフッ化物ですが、変更前のフッ化物濃度は、15歳以上が1500ppmの最大濃度、14歳以下は450ppm等の低濃度の歯磨剤の使用が推奨されていたそうで、これは、海外の基準より低かったそうです。

今回ので、歯が生えてから5歳まではフッ化物濃度1000ppmに、6歳以上は大人と同じ1500ppmのフッ化物濃度が推奨になり、海外と同様の基準になったそうです。

基準の濃度が上がったけれど、使用方法を見ると、2歳までは「歯みがきの後にティッシュなどで歯磨剤を軽く拭き取ってもよい。」3歳以上は「歯みがきの後は、歯磨剤を軽くはき出す。うがいをする場合は少量の水で1回のみとする。」とあるので、せっかくフッ化物入りの歯磨剤を使っているんだから、口の中に歯磨剤の味?が残ってると気になって、つい何回もうがいしちゃうけど、がんばって1回に抑えて、フッ化物が口の中に、歯に残るようにしないといけないなぁと思いました。

 

そうそう!あと、歯間ブラシやフロスも2日に1回は使った方がいいそうです!

しかも!歯みがきする前に、歯間ブラシやフロスを使って歯と歯の間の汚れを落としてからから歯みがきした方が、歯と歯の間に残るフッ素濃度の上昇が見られたそうです。

いつも、歯みがきの後に歯間ブラシやフロスを使って、歯と歯の間の汚れを落としてたのですが、その後、うがいしても歯間ブラシやフロスを使って歯と歯の間から出てきた汚れが歯にくっついているような気がして、さらに軽く歯ブラシで磨いていたので、今度から先に歯間ブラシやフロスを使ってから歯磨きしたいと思います!

(こんどから手間がちょっと減りそうなのでちょっと嬉しい♪)

みなさんもよりよい歯みがき、がんばりましょう!