お口トレーニング

こんにちは!仙台市太白区大野田 とみざわ駅前歯科 歯科衛生士の三浦です。

今回で最後の投稿となります。結婚で関東に引っ越すこととなり退職します。青葉会9年間勤務(とみざわ異動して10ヶ月)でした。

新卒から勤務していたので退職はさみしいです!!けど青葉会で学んだことを活かして関東でまた歯科衛生士として頑張りたいです。

それでは今回の内容は、

お口のトレーニングについて!

みなさんは健康のために運動をしたり、筋肉を鍛えることはありますか?

実はお口の中、舌も筋肉でできています。そして、舌を動かす舌の根元の筋肉、お口の周りの顔の筋肉などがあり、食べ物をかむとき・飲み込むとき、話すときの発音、などなど無意識かもしれませんが、普段の生活のなかでたくさん筋肉を使っています!

ここでチェック!
・食事に時間がかかるようになった。
・食べこぼしが多くなった。
・むせやすくなった。
・口をポカンとあいていることが多い。(口呼吸)
・しゃべりにくい。(滑舌が悪い)。

↑上記のような症状に思い当たることがある人は、舌や口の周りの筋肉が衰えているかもしれません。お子さんの場合は発育不全や悪癖があるかもしれません。

ただし、これらの症状は、早めに気づいてお口のトレーニングをして筋肉を鍛えることで、改善することができます!

そこで今回は、大人にも子供にもおすすめのトレーニングの1つとして『あいうべ体操』を紹介します!

……やり方……
1、「あー」と口を大きくあく。
2、「いー」と口を大きく横に広げる。
3、「うー」と口を強く前に突き出す。
4、「べー」と舌を突き出して下に伸ばす。

1〜4の動きを1セットとし、1日30セットを目安に毎日続けましょう。

『あいうべ体操』は、普段のしゃべるときよりも口をしっかり、大きく動かす必要がありますが、無理は禁物です。とくに顎関節症の人や、口を大きく開けると痛む場合は、回数を減らすか、関節に負担がかからないように「いー」「うー」のみをくり返してください。

……効果……
あいうべ体操を続けることで、舌の位置が正しい位置になったり、筋肉を鍛えることで、かんだり飲み込んだりする動きがスムーズになります。
普段口を閉じて過ごすことができるようになり、口呼吸ではなく、自然と鼻呼吸になります。
鼻呼吸になることで、口や喉が乾燥するのを防ぐので免疫力が上がり、カゼやインフルエンザなど細菌やウイルスに感染しにくくなります。もちろん虫歯・歯周病の予防にもなります。
他には、イビキの改善、引き締まった表情(小顔効果)などもあります。

みなさん、健康のために、これからはお口の筋トレも意識して鍛えてみましょう!

※参考
今井一彰:みらいクリニック ホームページ「あいうべ体操」より。