感染対策を考えてみる

こんにちは!
仙台市太白区大野田とみざわ駅前歯科、院長の相澤です。

 

さて今回の歯の豆知識ですが、【感染対策】をテーマに述べていきます。

新型コロナウイルスの大流行は収束に近づいているようで、感染者が県内でも出たりと、そう簡単なものではなさそうです。
全国的に見ても新規感染者が出たりと、ウイルス感染症の封じ込めの難しさが出ています。
第2波も、くるものと思い、各人が今まで変わらず感染対策を継続する必要がありますね。
マスク、うがい手洗い、密な場所を避けるといったことがやはり基本になります。
ワクチンなどが使えるようになるまでは、共存という形になるのでしょうか?・・・大切なのは疾患とその治療法だけではありません。
梅雨入りしましたが、一般的にウイルスは湿度には弱いとされています。
ですので、今から夏までの間に、それだけ感染を抑えることができるのかが大切です。
専門家の間では、今年の秋口から冬にかけてが正念場とも言われています。

 

さて、ウイルスや細菌との戦い、それは医療機関として以前より感染症対策が行われてきました。

実際に当院でどのように取り組んでいるのか説明させていただきます。

 

①患者さん毎に治療中に使う手袋の一人ひとりの交換

②マスクの常時着用、ゴーグル、フェイスガードといった防護具の着用

③紙コップ、エプロン、トレーなど可能な限り使い捨てのものを用いる。

当然ではありますが、使い捨てにできるものはすべて使い捨てにしています。

④お口の中で使うハンドピースなどは患者さんごとに滅菌する

ハンドピースとは、お口の中で虫歯を削るために使う道具です。
基本的にはお水を出しながら使うものですが、注水をやめた瞬間に逆流するリスクが指摘されています。
ですので、使用後は内部を洗浄し、高圧蒸気にて滅菌を行っています。
いまは、内部を洗浄するにも、一回一回滅菌を行うにも、専用の器材を備えていますので、効率的にそして確実に行うことができます。

⑤使い捨てにできない器具は滅菌の徹底

歯を削るためのいわゆるドリルなどももちろん一回使ったものは滅菌にかけています。

基本的にはすべての道具で一回の使用後に高圧蒸気滅菌をかけます。
ただ、材質的に不可能な器具類に関しては、滅菌を外注し、ガスによる滅菌を依頼することもあります。

以上、今まで行ってきたことを徹底する、それに尽きるものであります。
さらに新型コロナウイルス流行により、スタッフ全員の出勤前、診療開始前の検温などの、今後も継続すべき習慣を作ることができました。

非常事態宣言時には患者さんにも毎回の検温、問診をご協力頂いたりと本当に感謝申し上げます。

そして、今後ともご協力、よろしくお願い致します。