富沢駅・仙台市太白区の歯医者|とみざわ駅前歯科

知覚過敏と歯髄炎の違い その①

 

こんにちは、とみざわ駅前歯科、歯科医師の大島です。

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

今回は、口の中の痛みの中でも、主な原因となる知覚過敏と歯髄炎について、両者の違いを比較しながら説明していきたいと思います。

では、参りましょう。

 

まず、知覚過敏から見ていきましょう。

アイスをかじったりすると、一過性にズキッと痛みを感じるあれですね。

最近はテレビCMでもこの言葉が出てきたりするので、認知している方も多いと思います。

これは、厳密には象牙質知覚過敏といいます。

歯は3層構造をしていまして、表面の硬い層をエナメル質、エナメル質の下の層が象牙質でして、更に象牙質の下には神経が入っている歯髄という組織があります。

硬い層であるエナメル質が何かしらの原因で破壊されると、中の層である象牙質が露出して、知覚過敏が発症します。

ただ、象牙質が露出すると必ず発症するわけでは無く、象牙質には象牙細管と呼ばれる細かい管があるのですが、その管が大きかったり、多い部分に対して、知覚過敏は起こりやすくなっています。

 

歯と歯茎の際の部分が沁みることが多いのですが、原因としては以下のものが考えられます。

  • 歯肉退縮による、歯根部の象牙質の露出
  • 歯ぎしりなど強い力がかかった際に生じるエナメル質の崩壊による象牙質の露出
  • クラウンを入れるために神経のある歯を削る際に生じる象牙質の露出

 

象牙質知覚過敏の痛みの特徴としては、何もしていない状態では痛みはありませんが、冷たい刺激や、歯ブラシの刺激、酸性度の高い食べ物や飲み物を摂取したりするときに、一過性のズキッとした痛みが生じます。

もし、何もしてない時に痛んだり、食事をしている時に噛むと痛かったりすると、後述の歯髄炎の可能性を疑います。

 

一方、歯髄炎というのは、象牙質知覚過敏とはまた違った要因で、痛みが引き起こされます。

歯髄炎という言葉はあまり聞きなじみがない言葉だと思いますが、虫歯などで引き起こされる痛みは、歯髄炎が原因の痛みになります。

歯髄炎は、外来刺激が歯髄に加わることで発症します。

最も一般的な歯髄炎の原因としては細菌感染になります。

虫歯が象牙質から歯髄へ進行することで、虫歯菌や、その虫歯菌の出す毒素に歯髄が直接感染し、歯髄炎を発症します。

他にも、スポーツや転倒により歯が割れたとき、歯髄が外に露出すると、そこから雑菌が入り、細菌感染する場合もあります。

歯髄炎は、感染の度合いによって、痛みの出方が違ったり、神経と取る必要があるかどうかなどが変わってきます。

 

次回に続きます。

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