口腔周囲の筋肉の健康のために

こんにちは。

吉岡です。

もうすっかり春ですね。

私は東京から仙台にきて4年目になりますが、ようやく一人で仙台の街を満喫できるようになりました。

そして最近は、ヘッドスパにハマっています。

そこで、今回は、実際に私がヘッドスパに通うようになり感じたことと歯科医師の視点から見たヘッドスパと側頭筋の意外な関係について紹介したいと思います。

まずはじめに、側頭筋は、頭皮の側面に沿って走る大きな筋肉で、咀嚼筋とともに顔面表情をつくり出す筋肉の1つでもあります。

側頭筋は、歯ぎしりやストレスによって緊張することがあり、緊張した状態が長く続くと、頭痛や顎関節症などの症状を引き起こす可能性があります。

ヘッドスパは、頭皮や筋肉をほぐして血流を促進する効果があり、側頭筋の緊張を解消することができます。
さらに、歯科治療においても、側頭筋の緊張が問題となることがあります。

例えば、歯科治療中に口を開けている時間が長いと、側頭筋が緊張して頭痛や顎関節症の症状を引き起こす可能性があると言われています。ヘッドスパを受けることで、治療前に側頭筋をほぐしておくことができ、治療の途中での緊張を軽減することができます。
総じて言えることは、ヘッドスパは側頭筋の緊張を解消し、頭痛や顎関節症の予防に役立つことができるということです。歯科治療においても、ヘッドスパは側頭筋の緊張を解消するための有効な手段にもなるのです。

最近、生えている親知らずを抜きました。

歯を抜かれる経験をしてみたかったんです笑笑。

親知らずは他の歯よりも大きく奥歯の位置にあったり、上下の顎の奥に位置していることから、口の中での操作が難しく手術が必要になることがあります。さらに、親知らずの根っこが曲がっている場合や、歯が横向きに生えている場合など、歯の形状が複雑であることがあります。これらの場合は、通常の歯の抜歯よりも難しくなることがあります。また、親知らずは神経に近い位置にあるため、手術中にそれらを傷つけてしまうリスクがあるのです。
私の親知らずは一箇所だけ生えており他は全て埋まっているため抜歯できるのは一箇所のみでした。そのため、多少抜歯しにくい位置にあってもその歯を抜歯するしかなかったので、抜歯に長時間かかり、口を大きく開けている時間が長かったのを覚えています。開口時の顎の痛みや抜歯時の痛みというよりは、力みや緊張による頭痛が強くすぐにヘッドスパに行き側頭筋をほぐしてもらいました。歯科医師でも歯医者に行き治療されるときは緊張するということですね(笑)
余談にはなりましたが、皆様も、4月に入り環境が変わりお疲れの際はぜひヘッドスパに行ってみたり、歯医者で定期検診を受けたりして、身体の健康を維持増進してください。

口を開けてるのが辛い方は事前にお伝えいただければ、休憩も取れますので、不安なことは相談ください。