4月は良い歯の日があります。私は小学生の頃、綺麗な歯のポスターをよく書いていました。もう4月ということで、4月に関する歯のお話しをしていきたいと思います。
・新生活とオーラルケア
4月は新学期・新年度が始まり、新しい生活リズムになる時期です。忙しさで歯磨きの時間が疎かになりがちになりますよね。
新しい環境に適応するストレスにより口内炎や歯ぎしりなどで口内環境にも影響を与えることがあるのです。そこで、以下のことを意識していきましょう。
1. 生活リズムに合わせた歯磨き習慣の調整
朝の歯磨きは食後すぐに!忙しい朝でも、朝食後に確実に磨く習慣をつくりましょう。
昼は歯磨きできない場合、うがいだけでも:水やお茶で口をすすぐだけでも効果的です。
夜は時間をかけてしっかりと!フロスや歯間ブラシも使い、1日の汚れをしっかり落としましょう。
2. 口腔ケアグッズの見直し
新しい環境では持ち運びやすさや使い勝手の良いアイテムが重要になります。
コンパクトな電動歯ブラシ!時間がない朝でも効率よく磨けます。
ワンタフトブラシ!磨き残しやすい部分のケアに使いましょう。
携帯用マウスウォッシュ!外出先でも手軽に口臭ケアが可能です。
3. 食生活の変化に対応する
忙しくなると、間食が増えたり、外食が多くなったりして虫歯や歯周病のリスクが高まります。
間食を選ぶときは「低糖・低酸」を意識:ナッツやチーズなどが◎。
ジュースや炭酸飲料は控えめに!水やお茶を選ぶ習慣をつけましょう。
夜食後の歯磨きを忘れない!遅い時間に食べる場合は特に丁寧なケアを行いましょう。
4. 定期的な歯科検診を習慣化
新生活のスケジュールに合わせ、3〜6ヶ月ごとの定期検診を忘れずに。忙しくても、歯科でのクリーニングやチェックを受けることで、トラブルを未然に防げます。
新しい環境に慣れながらも、しっかりとしたオーラルケアを習慣づけることが大切です。自分のライフスタイルに合ったケアを見つけ、健康な口内環境を保ちましょう!
・4月18日は「よい歯の日」
日本歯科医師会が制定した「よい歯の日」(4=よ、1=い、8=は)
「8020運動(80歳で20本以上の歯を残そう)」の啓発活動の一環です。
・花見や春の食べ物と歯の健康
春はお花見や行楽シーズンで甘いもの・酸っぱいものを食べる機会が増えます。桜餅、イチゴ、柑橘類などです。酸蝕症や虫歯リスクに注意が必要です。
以上のことを意識しながら口腔内を輝かせながら素敵な新生活を送っていきましょう!