6月

こんにちは。院長の吉岡です。
梅雨入りの季節となり、湿度も高くなってきましたね。せっかくの週末が雨なんてことも多くなってきましたね。週末、秋田県まで車で行きましたが、大雨の高速道路の運転、とても怖かったです。

6月と聞くと、雨や紫陽花を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実は「歯」にとっても大切な月なんです。

ご存知でしょうか?6月4日は「虫歯予防の日」とされており、この日を含む1週間(6月4日〜10日)は「歯と口の健康週間」として、全国的に歯科保健活動が行われています。

なぜ6月4日が「虫歯予防の日」なのでしょうか?
それは、「6(む)」「4(し)」の語呂合わせで「むし(歯)」と読めることから制定されました。昭和3年に日本歯科医師会が提唱し、長年にわたり、歯の健康に対する意識を高める大切な取り組みとして続けられています。

この時期は、学校でも歯科検診が行われるタイミングです。お子さんの虫歯の有無や歯並び、噛み合わせなどをチェックする大切な機会です。検診で指摘を受けたら、早めの受診と治療が肝心です。小さなうちの虫歯は進行も早いため、放置すると永久歯にまで影響を及ぼすことがあります。

また、梅雨時は生活リズムが乱れやすく、気分も沈みがち。つい甘いものに手が伸びたり、食後の歯みがきがおろそかになったりする方もいらっしゃるかもしれません。しかし、そうした習慣の乱れが虫歯の原因になることもあるのです。

そこで、虫歯を防ぐためのポイントを改めてご紹介します。

虫歯予防の3つの基本

・正しい歯みがき習慣
食後すぐのブラッシングを習慣に。特に就寝前は丁寧に時間をかけて磨きましょう。

・間食・甘いものの摂り方に注意
ダラダラ食べを避けて、食べた後は水で口をすすぐ、もしくは歯みがきを。

・定期的な歯科検診とクリーニング
虫歯や歯周病は、初期には自覚症状がないことも。早期発見・早期治療が何より大切です。

最近では、フッ素入りの歯みがき粉や、キシリトールガムなど、虫歯予防に効果的なアイテムも身近になっています。当院でも、患者さま一人ひとりに合ったセルフケアのアドバイスや、定期的なプロフェッショナルケアを行っていますので、どうぞお気軽にご相談ください。

6月は、歯と向き合うきっかけをくれる特別な月ですね。ご自身やご家族の歯の健康を見直すチャンスとして、ぜひ「虫歯予防の日」を活用してみてくださいね。歯磨きがんばりましょう。