- こんにちは。院長の吉岡です。
8月は東京に帰ることも多かったのですが、35度越えの猛暑日が続き、東京は昼間は外出することが難しくなっています。仙台は夏も比較的過ごしやすい気候で避暑地もありとても助かります。
さて、9月になり季節は秋へと移り変わってきました。夏の疲れが残りつつも、食欲の秋・スポーツの秋・読書の秋といった言葉があるように、心身ともに過ごしやすい時期でもあります。そんな秋ですが、実は歯やお口の健康とも深く関わっていることをご存じでしょうか。
まず一つ目は「食欲の秋」と歯の関係です。秋は旬の食べ物が豊富に出回ります。サンマや栗、きのこ、さつまいも、梨など、季節の味覚は噛み応えのあるものも多く、しっかり咀嚼することで唾液が分泌され、虫歯や歯周病の予防につながります。唾液には口の中を洗い流す自浄作用や、酸で溶けた歯を修復する再石灰化作用があります。つまり、秋の旬を楽しむことは、お口の健康維持にもつながるのです。
二つ目は「季節の変わり目と体調不良」です。秋は朝晩の寒暖差が大きく、体調を崩しやすい時期でもあります。免疫力が落ちると、歯ぐきが腫れたり口内炎ができやすくなることがあります。また、季節の変わり目に風邪をひいて口呼吸になると、口の中が乾燥し、細菌が増えやすい環境になります。その結果、虫歯や歯周病のリスクが高まることもあります。
三つ目は「スポーツの秋」との関係です。運動は健康にとても良いのですが、意外と多いのがスポーツ中の歯のトラブルです。転倒や接触による歯の破折や脱落は珍しくなく、特にお子さんや学生さんに多く見られます。スポーツマウスガードを使用することで予防できるケースが多いので、運動習慣のある方は歯科で相談されるのも良いでしょう。
さらに秋は「定期検診」におすすめの時期でもあります。夏場は冷たい飲み物や甘いアイスを口にする機会が増え、知らないうちに虫歯のリスクが高まっています。秋の過ごしやすい季節に一度お口の状態をチェックしておくことで、年末年始に向けて安心して過ごせます。特に歯石や着色は自分では落とせないため、プロのクリーニングでリフレッシュするのも良いですね。
秋と歯科の関係は、食事・体調・運動・予防の面で実はとても密接です。この時期ならではの生活習慣を意識することで、より快適に季節を楽しむことができます。皆さんも、秋の味覚をしっかり噛んで楽しみながら、ぜひ歯の健康にも目を向けてみてください。当院でも定期検診やケアのご相談を随時受け付けておりますので、お気軽にお声がけください。