こんにちは、院長の吉岡です。
今日はハロウィンですね🎃
あいにくの雨ですが、街中には仮装を楽しむ人たちもいるのでしょうか。
少しずつ肌寒くなってきて、コートやダウンを着るタイミングに迷うような季節になりました。
最近は、水も冷たくなってきましたね。
この時期になると「歯がしみる」というご相談が増えてきます。
しみる感覚、あの“キーン”とくる痛み…本当に辛いですよね。
今日は、**知覚過敏(ちかくかびん)**について少しお話ししたいと思います。
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🦷 知覚過敏の主な原因
知覚過敏の原因はさまざまです。代表的なものには以下のようなものがあります。
- 噛み合わせの問題
- 酸蝕症(酸による歯の溶け)
- 歯の破折(ひび割れ)
- 歯周病や歯ぐき下がり
- 食いしばり・歯ぎしり
- 強すぎるブラッシング
- ホワイトニングの影響
歯ブラシを頑張りすぎてしまう方や、硬めのブラシが好きな方、無意識のうちに食いしばっている方など、思い当たる原因があるかもしれません。
まずは、こうした原因を取り除くことが大切です。
それだけで、症状が落ち着くこともあります。
🩺 治療方法について
治療法は、原因によって変わります。
- しみ止めのお薬を塗る
- すり減った部分をプラスチック素材でコーティングする
- ナイトガード(マウスピース)で歯の摩耗を防ぐ
- ブラッシング方法の見直し
- 噛み合わせの調整
これらを行いながら経過を見ていくことが多いです。
それでも強い痛みが続く場合は、神経の治療を検討することもあります。
いずれにしても、担当の歯科医と相談しながら、無理のない方法を選択していくことが大切です。
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🪥 まとめ
知覚過敏の原因はひとつではなく、人によって異なります。
虫歯による痛みと似ていることもあるため、まずは正確な診断が重要です。
気になる症状がある方は、ぜひ早めにご相談ください。
知覚過敏は「一時的なものだから」と放置されがちですが、
背景に噛み合わせの不調や歯ぐきの退縮など、進行性の原因が隠れている場合もあります。
早期に原因を見つけて対処することで、歯を削らずに済むケースも多くあります。
当院では、原因を丁寧に診断し、患者さま一人ひとりに合った治療と予防をご提案しています。
しみる症状が続く場合は、ぜひ一度ご相談ください。