こんにちは!仙台市太白区大野田とみざわ駅前歯科、院長の相澤です。
今回は『歯の豆知識』の番外編になります。
ちょっとした歯科に関するネタを紹介させていただきます。
まず、見て下さい!
これは粘土のおもちゃです。
小麦ねんどで歯や舌、矯正の金具やワイヤーなどを作るのです。
白、赤、緑というそこまで歯科っぽくはない色の粘土ですね。
口の中をのぞく鏡や歯ブラシ、電池式で動くドリルのついた道具、歯を抜くのに使うピンセットのような道具まであります。
歯をつくるための白い粘土だけでなく、緑、赤色の粘土もついています。
みなさん、このような粘土遊びグッズがあるの、ご存知でしたか?
僕はこのような仕事をしていながら、つい最近知りました。
僕が子供の時には見かけたことはなかったと思います。
早速上の娘(3歳)の初めての粘土遊びに買いました。衝動買いですね!
遊ばせてみたところ・・・
なかなか反応は良いです。
ただ・・・
・・・毎日粘土で作った歯に大きな穴を空けています。
あまりに躊躇なくズドン!とやっているのが少し怖いですが。
さすが子供はダイナミックです!
僕なんかだと、粘土といえども歯に穴を開けるのは怖くて怖くて。
なんて、じつは冗談ではないのです。
大学歯学部の学生時代に、歯を削ることは罪だ!くらいの教育を受けたという記憶があります。
大げさかもしれませんが、それくらいのインパクトがありました。
僕らくらいの年代の歯科医師は皆、大学教育がそうだったと思います。
もちろん間違いではないのです。
歯を削らずに済めばそれにこしたことはないのです。
初期の虫歯に関しては進行を抑えることをまず考えますし。
ただ、どうしても虫歯(カリエス)ができていまい、処置が必要になった場合は虫歯はしっかり削って除去する必要があります。
虫歯の取り残しで再度の治療が必要になってしまっては、患者さんに迷惑をかけることにつながりますので。
以上ちょっと脱線した話でした。
ちなみに上の写真は海外版ですが、ちゃんと日本語の説明書のついた日本版もあるので、気になる方はぜひ検索してみて下さい。
『粘土 歯医者』なんかで検索をかけるとすぐです。
海外では定番のおもちゃなのかもしれません。
トイザらスでも扱っているようですし。
これで遊ぶと歯科医院というものが身近になることは間違いないですね。
オススメですよ。
歯医者さん=恐怖という印象を持ってしまっているお子さんなどには特にオススメです!!