詰め物のおはなし

こんにちは!
とみざわ駅前歯科 受付の小野です。

最近自転車を買ったのですが、もうすぐ梅雨がやってくるのかな〜と少し憂鬱になっています。

突然ですがみなさんは、自分の口の中に詰め物がいくつ入っているか知っていますか??結構前に詰めたりしていると忘れてしまってどこをどう治療したのか分からないですよね。

私が記憶にある限り一番最初に虫歯の治療をしたのは高校生の時だったのですが、歯科で働き始めるまではどこを詰めたのかすっかり分からない状態でした。銀歯は入っていないのですがプラスチックの材料で詰められている歯が数本あります。このプラスチックの材料は歯科用語でいうとCR(コンポジットレジン)と言います。検診で先生がCRと言ってるのは、プラスチックの材料が詰められている歯のことを指しています。


虫歯がそこまで大きくない、噛み合わせの部分だけ削る場合は、プラスチックの材料で詰めるケースがあります。プラスチックの材料の良い点としては、治療が一回で終わる、どこに詰めたのか見た目がわかりにくい、保険で治療が出来る。というメリットがあります。逆に悪い点としては、プラスチックは吸水性があるため長年使っていると着色変色してきてしまう、強度が金属に比べると弱いため、欠けたりすり減ったりしやすいというデメリットがあります。

私の歯に詰めてあるプラスチックは変色はしていないのですが、かみ合わせの負担の大きい奥歯ではプラスチックの材料の部分が欠けてしまってプラスチックを詰め直したことがあります。もしプラスチックの詰め物が変色してきたり、かけたりした場合には詰め直しが出来ることも多いので気になる方はご相談下さい。

虫歯の大きさや部位によって詰め方や使用できる材料が変わるのですが、どうしてプラスチックで詰められる場合と型取りをして銀歯やセラミックを詰める場合があるのか疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?


詳しい検査の上で歯科医師が判断をしますが、基本的に削る範囲が歯と歯の間を含む場合には銀歯やセラミックにすることが多いです。これは歯と歯の間をプラスチックで形作るのが難しく強度にも不安があるためです。保険適用内で治療の場合には基本的には銀歯になります。ただ、もし見た目が嫌だ、金属が口の中にあるのはちょっと、、という方は、保険適用内の治療に限らず、自費診療でセラミックの詰め物を作ることも可能です。セラミックの種類、金額、保証期間についてはスタッフより一つ一つ説明させて頂きます。または、虫歯ではなくても、銀歯が元から入っていて、ずっと見た目が気になっていた方は、銀歯からセラミックに変えることも考えてみてはいかがでしょうか?気になっている方は、ご相談だけでも可能です。お気軽に声をかけてください(*^o^*)