歯を磨きすぎると🦷

こんにちは😃

仙台市太白区大野田、とみざわ駅前歯科の歯科衛生士加藤です!

お盆が終わりましたね!ゆっくり過ごせましたか?私は引っ越し準備でバタバタでした!

夏は白い歯にしたいと思う私は歯磨きを頑張り過ぎて血が出ました!

歯と口の健康を守るためには、毎日の歯磨きがとても大切です。
しかし、虫歯にならないようにと磨きすぎてしまうと、歯の寿命を縮めてしまい、かえってさまざまなトラブルを引き起こしてしまう可能性があるんです!今回は、歯の磨きすぎによって起こる症状や、正しい歯の磨き方などをお話しします。

歯を磨きすぎるリスクオーバーブラッシングとは、歯磨きのときに力を入れすぎていたり、磨く時間が長かったり、歯磨き粉をたくさん使うことによって歯や歯茎に傷がついてしまうことです。
オーバーブラッシングを続けていると、さまざまなトラブルを引き起こすことがあるので注意が必要です。

象牙質知覚過敏の原因になる

歯を磨きすぎると、歯の表面にあるエナメル質が削られて象牙質という組織がむき出しになってしまいます。
それにより、冷たいものなどの刺激で歯がしみて痛くなる、象牙質知覚過敏にかかってしまうことがあるのです。
エナメル質は一度削られてしまうと再生できないので、歯磨き粉の量や磨くときの力加減にも注意が必要です。

歯茎が痩せて下がってしまう

歯茎の痩せは歯周病が原因の場合もありますが、力を入れて歯を磨くことで引き起こされる場合もあります。

歯磨きの刺激で歯茎に傷がついて下がってしまうことで、歯の根っこが見えるようになってしまいます。
本来歯茎に覆われているはずの根っこの部分は、歯の質がやわらかく、汚れがつきやすいので、虫歯や知覚過敏にかかりやすくなってしまうのです。
また、力を入れて歯を磨くことで、歯茎が刺激をうけて硬く盛り上がってしまう「フェスツーン」という症状が出ることもあります。

磨きすぎの注意点を押さえた「正しい歯磨き方法」

スクラビング法

一般的な磨き方で、歯茎への刺激が少ない磨き方です。
ペンを持つように歯ブラシを握り、歯に対して直角に毛先をあてて力を入れすぎないように小刻みに磨きます。
歯の表面や歯と歯の間をきれいに磨くことができる方法です。

バス法

歯周病や歯肉炎にかかっている人や、歯並びが悪く磨きにくい場所がある人に適している方法です。
歯と歯茎の間に毛先をななめにあてて、左右に小刻みにブラシを動かします。
歯周ポケットの汚れをかきだして、歯と歯の間の磨き残しが残りやすい場所もきれいに磨くことができます。
歯茎のマッサージにもなるので、歯ブラシは毛が柔らかいものを使うようにしましょう。

フォーンズ法

一番簡単な磨き方で、力加減が難しい子どもや高齢者に適している磨き方です。
上下の歯を噛み合わせた状態で、歯に対して歯ブラシを直角にあてます。
そのままぐるぐると円を描くように上下の歯をまとめて磨きます。

また歯ブラシは1ヵ月に1回は新しいものに交換するのが理想です。
もしもそれまでにブラシの毛先が広がってしまうようであれば、歯磨きのときに力を入れすぎている可能性があります。

時間をかけて丁寧に磨く

歯ブラシを小刻みに動かして、一本ずつ丁寧に磨くイメージで歯を磨いてみましょう。
丁寧に時間をかけて磨くと5~10分かかります。
慣れてくると3~4分で磨けるようになるので、慣れるまでは鏡を見ながら意識して歯磨きをしてみてください。