ブラッシングについて🪥

こんにちは!とみざわ駅前歯科、歯科助手の色川です。

さて、今回はブラッシングについてお話したいと思います。
まずは、ブラッシングの目的からです。みなさんが毎日している歯磨きの目的は【歯石】を取り除くためです。
虫歯や歯槽膿漏、歯肉炎を引き起こす原因菌は歯垢(プラーク)にあります。歯石は細菌の塊です。この歯石を毎日正しいブラッシングによって取り除いておかないと、健康な歯を維持することはできません。虫歯が原因で頭痛、肩こり、内臓疾患などを引き起こしたりすることもあります。集中力の低下にもつながり、仕事や勉強の能力もさがってしまうんです\(◎o◎)/!毎日をより快適に過ごし、食べ物を美味しく食べるためにも、正しいブラッシングはとても大切です。

続いて、歯ブラシの選び方のポイントです。
①大きさ
大きい歯ブラシでは口の中で動きが取れません。歯の奥まで届くような、小さめの歯ブラシを選びます。使う人の上の前歯2本分くらいの大きさがいいでしょう。
②硬さ
やや硬めで毛先に弾力性があるものがおすすめですが、歯肉炎などの症状のある方は、少し柔らかめのものを使用し、回復してきたら少しずつ硬めのものにしていきましょう。
※歯ブラシの取り換え期間
歯ブラシを背の方から見て毛先が柄からはみ出してきたら取り替えの時期です。目安としては月に1本くらいです。
※歯磨き剤
歯磨き剤を使用すると、ブラッシングが短時間になりがちです。最初は歯磨き剤なしでゆっくりと時間をかけてブラッシング、その後で歯磨き剤を使用するのがいいでしょう。量は「毛先にほんの少しだけ」でいいのです。

ブラッシングの基本としては、小さめの歯ブラシで1本1本丁寧に、意識して磨くことです。鏡をもって目で確かめながら磨くと磨き残しが減ります。
①力を入れすぎない。ゴシゴシではなくサラサラと。
②磨く場所によって歯ブラシの持ち方を工夫する。
③磨きにくい場所から磨く。磨く順序を決める。

磨き方もいくつかあるので少しだけ紹介します。
①スクラッピング法
歯肉と歯に対してブラシを直角にあて、小刻みにふるわせる。1ヶ所20〜30回。
②バス法
歯肉と歯の境目にブラシを45度の角度で当て、歯周ポケットの中にブラシの先を入れて優しくふるわせる。
③フォーンズ法(お子さんやうまく磨けない方)
外側/歯肉と歯に対して直角にあて、円をかくように上下の歯を一緒に磨く。
内側/あごの内側から歯の裏側にかけて、大きく往復を繰り返しながら全体を磨く。

いかがでしたか?ブラッシングの基本を知って正しい磨き方をしましょう!