キシリトールについて

こんにちは、衛生士の富岡です☂️

梅雨に入り雨の日が多いですね。気温も30度を超えてかなり暑くなってきてます。休日に外出した際、外を歩く時間が長かったのですが、マスクをしているので暑くて息がしづらかったです。マスク生活3年目で今年は夏バテ対策で色々なグッズがあるらしいので、涼しくなるようなグッズを買おうかなと思います🤔

 

今回はキシリトールについてお話しします。

みなさんもキシリトールを摂取すると虫歯になりにくいという話を聞いたことがあるかもしれません。最近ではキシリトールガムとBTSがコラボをしてましたね。沢山買ってしまいました😅

まずキシリトールとは、白樺や樫の木などの原料から作られる天然素材の甘味料です。お砂糖と同じくらい甘さがありますが、虫歯の原因となる酸を作らない糖アルコールの1つです。

効果は

⒈虫歯菌を減らす

⒉プラークの量を減らし、歯磨きで落としやすくする

⒊キシリトールの甘さで唾液がたくさん出る

⒋再石灰化を助ける

があります。

通常は食べ物を食べると、歯の表面や隙間に残った糖を虫歯菌が摂取し、酸を作ります。その酸によって、歯の表面のエナメル質が溶かされ虫歯になります。

しかし、キシリトールを摂取すると、虫歯菌がキシリトールを食べても発酵できないので酸を作れなくなり、虫歯菌の活動が抑制されます。

 

キシリトール製品の選び方は

⒈歯に安心か。

 歯科医院で販売されているものや、特定保健用食品のマークがあるものは安心です。また、市販のものであれば、お砂糖が含まれている場合もあるので、必ず栄養成分表を見て、糖類か砂糖の使用が0gであることを確認しましょう。

⒉甘味料の50%以上がキシリトールか。

 含有量が書いてある場合もありますが、書かれていない場合は栄養成分表示を見れば計算できます。キシリトールの量÷炭水化物の量×100=キシリトールの入っている量になります(炭水化物としてあるものと糖質と書いてあるものがあります)

また歯科専用と市販のキシリトールにも違いがあります。まずはキシリトール100%使用していることです。キシリトール以外に甘味料は使っていません。また、フノラン、リン酸カルシウムの成分を多く配合し、より歯を強くします。市販のものより硬いので咀嚼力を鍛えられます。

まずは、食後や間食後に摂り、虫歯菌の活動性を抑制しましょう。毎日続けて摂取し、甘味料として50%以上含まれていて砂糖が0gのものを使用しましょう。ガムがまだ食べられないお子さんにはタブレットを選んであげましょう!