歯周病について

こんにちは、衛生士の富岡です🍁

みなさん紅葉は見に行かれましたか?私は山形の山寺というところに紅葉を見に行きました。葉に綺麗に色がついていて、どこを見ても感動的でした。水くじというくじで小吉を引きました😣規則正しい生活でと書かれていたので乱れないように気をつけます!みなさんもぜひ行ってみてください😊

今回は歯周病の進行についてお話しします。

歯周病とは歯と歯肉間の溝に付着したプラークの細菌によって起こり、それによって歯を支えてる骨が下がり、歯を支えられなくなって歯が抜けてしまうもので感染症の1つです。

歯肉の境目に付着したプラークが、境目から中へと入っていきます。歯周病の細菌は空気を嫌うため、空気のない歯肉の中へと入っていきます。その時に歯肉が腫れてしまったり出血したりします。この時点では歯を支えてる骨が溶けていないため、歯肉炎の状態です。しかしこのまま放置し、歯を支えてる骨が吸収されて歯周炎へと進行してしまいます。

 

35歳で80%以上の方が歯周病といわれています。35歳でいきなり歯周病になるわけではなく、15歳くらいから発症し慢性的に進行していきます。

歯周病の進行は、歯肉炎→軽度歯肉炎→中等度→重度の4段階で分けることができます。重度にまで進行してしまうと、保存することが難しいことが多く、最終的には抜歯することもあります。

初期の段階では自覚症状がほとんどありません。ですが、口臭や歯肉からの出血、歯肉の晴れ、痛みなどの自覚症状があるときは、すでに進行している状態かもしれません。そのため、早い段階から治療や定期検診が必要になります。

進行する原因はいくつかありますが、まずはプラークを除去することが大切です。他には歯軋りやくいしばり、服用薬、遺伝性など様々あります。

治療方法としては、原因であるプラークを毎日のブラッシングで丁寧に除去し、除去できないプラークや歯石は歯科衛生士に除去してもらいましょう。歯の表面にプラークが付着し、その後歯石になる場合もあります。歯石は歯ブラシでは除去することができず、歯科医院にある専用の器具が必要になります。また歯の根の表面にも歯石が付着しますが、この歯石は血と固まるためかなり強固に付着し、歯周病の進行を促してしまいます。

また体調を整え抵抗力をつけることでも抑制できます。

 

歯周病の予防、進行を抑制するためには早い段階から行動することが大切になります!将来自分の歯で美味しいご飯を食べ、元気に生活するためにも、定期検診を行いましょう!!