磨き残しを減らすために…

こんにちは。歯科衛生士の水野です。

1月に入り、気温もグンと下がってきましたね。みなさん、元気にお過ごしでしょうか?

寒いと体が縮こまって肩がガチガチに凝ってしまうので、適度な運動・ストレッチを心がけたいものです。

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さてみなさん、毎日歯を磨いていると思いますが、ちゃんと磨けているのか確認した事はありますか??

歯の汚れは、歯と同じような色をしているので、鏡を見ただけでは分かりづらいものです。

そこで、使用していただきたいのが「染め出し液」です。

染め出し液を使うと、磨き残しがある箇所が赤く染まるため、磨き残しが多い所や磨き方の癖がわかります。

それを理解していると、普段の歯磨きで染め出されていた箇所を丁寧にブラッシングするよう意識が向き、虫歯や歯周病の予防に繋がります。

自分で歯ブラシを持って磨くようになったお子さんにもオススメです。

染め出しをして、歯についている汚れを鏡で確認しながら歯磨きをすれば、子供のうちから歯磨き名人になれますね♪♪

◎染め出し液の使い方◎

①しっかりと歯磨きをした後、染め出し液を綿棒などに付け、歯の隅々まで塗ります。

その後、軽くゆすいで余分な染め出し液を洗い流します。

②磨き残しを鏡でチェックします

赤く残ったところはプラーク(歯垢)が付着しているところ、つまり上手に磨けていない場所になります。

③どこの歯が磨けていないのかしっかりと確認しながら、赤いところがなくなるまで、丁寧に歯磨きをしましょう。(力の入りすぎには注意です!)

いつもと同じ場所が赤く染めるようであれば、歯磨き方法を改善していく必要があります。

 

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「染め出しは時間が無くてたまにしか出来ないよ〜!」そんな時にオススメのセルフチェック方法は、歯磨きの後に舌で歯を舐めて確認する方法です。

ザラザラしている所があれば、そこは磨き残しがあり、キレイに磨けている所はツルツルした舌触りになります。

歯ブラシ後のセルフチェックで磨き残しを少なくして効果的なデンタルケアを行っていきましょう!!

 

当院では染め出し液を使ったブラッシング指導を行なっております。同時に、患者さんに合った歯ブラシや歯磨剤、補助的清掃用具の紹介もさせていただいております。

何を使えばいいのか分からない…など、ご相談、ご質問などございましたらスタッフまでお気軽にどうぞ♪♪