こんにちは、衛生士の富岡です❄️
仙台では久しぶりに大雪になりましたね。朝外に出たらかなり積もっていて、医院の雪かきが大変になると一瞬呆然となりました🥶雪国出身なので雪かきは慣れていましたが、久しぶりだったので次の日に筋肉痛になりました😅
今回は当院で取り扱いのある歯磨剤(歯磨き粉)についてお話させていただきます。
歯磨剤には色々あります。
例えば、虫歯予防・歯周炎予防・知覚過敏予防・着色予防・口臭予防など…
今回紹介するのは、歯肉が下がってきている方で虫歯のリスクや知覚過敏の症状がある方におすすめしている
「Check-Up rootcare」です🪥
おすすめしている理由は…
🦷特長
①研磨剤無配合のジェルタイプ
歯肉が下がると歯の根が露出してきます。歯の根は弱くできているため、研磨剤配合の歯磨き粉や歯ブラシの圧が強いと慢性的に削れてしまいます。
②低発泡、低香味のため少量でうがいできる
泡立ちが少なく、味が濃くないため、丁寧にブラッシングを行えます。少量でうがいできるため、必要以上にうがいし歯磨剤の成分を流さずに済みます。
③高齢者にも見やすいクリアブルー色(ユニバーサルカラー)
高齢になると、歯ブラシの毛先が白く、歯磨剤も白いと見えづらくなるため、高齢者にも見やすい色になっています。
🦷成分
NaF(フッ化ナトリウム)高濃度1450ppm
歯の表面のエナメル質や歯の根の象牙質のミネラルの流出を防ぎ、虫歯を予防します。
PCA(ピロリドンカルボン酸)
露出した歯の根(象牙質)のコラーゲンをコーティングし、フッ素を停滞させてくれます。
CPC(塩化セチルピリジニウム)
口腔内の細菌を殺菌し、虫歯を予防します。
KNO3(硝酸カリウム)
歯の根が露出すると知覚過敏の症状が出てきます。その症状を防ぎます。
(参照https://www.lion-dent.co.jp/client/products/hamigakizai/checkup_r.htm)
若くなくても虫歯にはなります。
歯磨きの力が強かったり、歯軋りやくいしばりなどがあると、慢性的に歯肉が下がり歯の根が露出してしまいます。歯の根は酸に溶けやすく、歯を取り囲むように虫歯が進行するため治療もしにくく、進行具合によっては歯を失う可能性もあります😱
そのため、自分のお口に合った歯磨剤選びが大切になります。
粒が荒い歯磨剤がお好きな方や強く磨いた方が爽快感があるなど自分の好みもあるかもしれませんが、実際はそのどちらも歯への負担になっている可能性があります。
歯科医院では、衛生士が患者さんに合った磨き方や歯磨剤などを定期検診でお話ししています。
歯がしみるようになる前に一度受診しましょう🙌
