歯磨きと歯ブラシについて

 

みなさんこんにちは!とみざわ駅前歯科医院の長嶺です。

桜も散ってしまい、みどりが多くなってきて、暖かい季節になってきましたね。長袖だと暑いくらいですね
さて、さっそくですが本題に入ります。
今回は歯磨きと歯磨剤(歯磨き粉)についてお話ししたいと思います。

歯磨きは食べカスを取り除くだけでなく、プラークと呼ばれる歯の表面についた細菌の塊を落としたり、歯茎をマッサージしたりと他にも様々な効果があります。

そこで、歯磨きをするうえで大切になる3つのポイントがありますのでお話ししていきます!

1つ目は歯と歯の間や歯と歯茎の境目を意識して磨くことです。歯と歯の間、歯と歯茎の境目はプラークが残りやすい場所です。そのため、歯ブラシだけでは取り除けないプラークや汚れをデンタルフロスと呼ばれる糸を使ったり、歯間ブラシなどの補助用具を使って取り除きましょう。

2つ目は磨く順番です。磨き残しを防ぐためには自分で磨く順番を決めて、あちこち磨くのはやめましょう。また、テレビを見ながら磨くなど「ながら磨き」はやめて、5分間しっかり磨きましょう!

3つ目は力をできるだけ抜いて、歯ブラシを小刻みに動かして磨きましょう。大きくゴシゴシと動かすと歯と歯の間や歯と歯茎の境目に毛先がよく当たらず磨くことができません。また、大きく動かすことで歯茎を痛めてしまうこともあるからです。

この3つのポイントを意識して歯磨きしてみてくださいね。

ここで質問です。

歯磨きをするときになぜ歯磨剤を使うかみなさん知っていますか?

基本的には、歯磨剤を使わなくても歯磨きはすることができますよね。しかし、歯磨剤を使うことで得られる効果があります。

歯磨剤の中に含まれている研磨剤により、歯の表面についたプラークや黄ばみを取り除いてくれます。他にも様々な成分が含まれています。
フッ素と呼ばれるむし歯の予防ができる成分が入っているためむし歯の予防が期待できます。

良い効果がある一方で歯磨剤に含まれる研磨剤で歯が削られてしまったり、泡を出す成分も入っているため口の中が泡でいっぱいになってしまい、磨けたと錯覚してしまうという欠点があります。
そのため、泡を出す成分が入ってないジェルの物を使ったり、強い圧で磨かがないように気をつけましょう。

さて、これまで歯磨きや歯磨剤についてお話ししてきましたが、いかがでしたか?
少しでもみなさんに歯磨きについて伝えられたら幸いです。

皆さん、よかったらぜひ実践してみてくださいね!

それではまた次回お会いしましょう!