歯周病について

みなさんこんにちは!とみざわ駅前歯科の長嶺です!最近はとても暑いですね。蒸し暑い日が続いていますが、体調などは大丈夫ですか?雨も早く止むといいですね!

 

それではさっそく本題に入ります。

今回は歯周病についてお話ししていきます。
まず、歯周病とは歯と歯茎の間に付着しているプラークの細菌によって起こる感染症のことを言います。歯と歯茎の境目の清掃がしっかりとできていないとそこにたくさんの細菌が残ってしまい、歯茎が炎症を起こして赤くなったり、腫れたりしてしまいます。ですが、痛みはほとんどありません。さらに進行していくと膿がでてきたり歯が揺れてきたり、最終的には歯を抜かなければならなくなってしまいます。
とても怖いですね…。

次に歯周病の進行度についてお話しします。

軽度の状態
歯茎が腫れてピンクまたは赤色になり、歯ブラシのときには出血が気になるようになります。このときは歯を支える骨に影響はなく、歯周病であることに気付きにくい状態です。しっかりと歯磨きを行えば、元の健康な状態にまで戻ることもあります。
中等度の状態
中度の状態になると、歯茎の腫れや炎症が悪化してきて、歯周ポケットもさらに深くなります。歯を支える骨や歯根の周りに付着している歯根膜と呼ばれる歯周組織が壊れてしまい、歯茎が下がる症状などが見られるようになります。
重等度の状態
重度の歯周病になると、歯の根にまで汚れが付着し、歯周ポケットもかなり深くなってしまいます。
歯を支えている骨が吸収され、歯がグラついて噛むことができなくなり、食事もできなくなってしまいます。歯茎からは出血だけではなく膿が見られるようになって、口臭も強くなります。ここまで悪化してしまうと外科的な手術をしなければならなくなってしまいます。

 

歯周病にならないため、進行させないようにするために原因である磨き残し、プラークを毎日の歯磨きで丁寧に落とすことと、歯磨きだけでは取り切ることができない歯石、歯茎の中のプラークは歯医者さんに行ってとってもらうことが大切になります。また、体調を整えて抵抗力をしっかりつけましょう。

 

歯周病にならないためにも定期的な検査、クリーニングを行いましょう!