歯医者の麻酔のお話

こんにちは!
受付の小野です。

最近毎日暑いですね・・・
ついついアイスが食べたくなってしまうので、虫歯にならないように気をつけています🫠

突然ですが
歯医者に行って虫歯が見つかり
「麻酔をしますねー」と言われた瞬間・・・
ドキッ!うわ〜怖いな〜(>_<)
となってしまう方、けっこう多いのではないでしょうか。 

わたしもその一人でした。
わたし自身は、歯科医院で働き始めてから歯医者の麻酔が怖くなくなりました!
その秘密をご紹介したいと思います!
 まず、歯医者で使う麻酔には種類があります。



①表面麻酔

注射の麻酔(②の浸潤麻酔)の前に、麻酔をする箇所の粘膜に塗る麻酔薬です。
塗布したあとに時間をおくと表面の粘膜に麻酔がかかった状態になり、浸潤麻酔の刺入の際のチクっとした痛みが軽減されます。
当院では、麻酔の苦痛を和らげるために積極的に使用しています。
表面麻酔にも様々な種類があり、軟膏やゼリー状のもの、テープ状のものもあります。当院で使用しているのはゼリー状のタイプです。



②浸潤麻酔

よくイメージされる「注射の麻酔」で、歯医者で最も多く用いられる麻酔の方法です。
麻酔薬を効かせたい部位に直接注入して作用させます。歯茎から麻酔薬を注入するときに押し広げられるような感覚を伴います。少しでも苦痛を軽減させるために、圧をかけ過ぎないようゆっくりと注入していきます。
また注射針の長さや太さにはバリエーションがあり、治療する歯の位置や痛みの感じやすさ(痛覚の数)、骨の硬さなどによって注射針を使い分けます。
当院では、なるべく細い注射針を使うことで痛みを軽減するように心がけています。



③伝達麻酔

神経が枝分かれする前のおおもとの部分に麻酔薬を注入する方法で、浸潤麻酔が効かない場合や効きにくい場所の治療をする際に用いられます。浸潤麻酔に比べて広範囲かつ長時間麻酔の効果が続きます。

次に、歯医者で使われている主な麻酔薬の種類をご紹介します。


「リドカイン」

歯科で主に用いられる局所麻酔薬です。
アドレナリンが血管を収縮させるため、高血圧の方の治療では注意が必要です。



「プロピトカイン」

リドカインよりも血管収縮作用が弱く、高血圧の方の歯科治療でもよく用いられます。

麻酔は本来、歯科治療による痛みを軽減させるためのものですが、麻酔そのものが「痛い」経験をされたために麻酔が怖くなってしまった方もたくさんいらっしゃいます。
当院では、そのような患者さんでも安心して治療を受けていただけるように、痛くない麻酔を心がけています。

ぜひ「麻酔が怖くて歯医者さんに行けない!」
という方も一度ご相談ください(*^o^*)