歯周病の原因とは

こんにちは!とみざわ駅前歯科の長嶺です。最近一気に寒くなってきて、もう直ぐ冬の季節になりますね。みなさん風邪ひかないように体を温かくして体調管理に気をつけてくださいね⛄️

さっそくですが、本題に入ります。
今回は歯周病の原因とはなにかについてです!
皆さんは何が原因で歯周病になってしまうと思いますか?

それは…歯垢!つまり磨き残し、プラークです。プラークとは細菌の塊のことです。プラークの中にはたくさんの細菌がいて、中でも歯周病菌は酸素がとても嫌いな菌になるのでどんどん歯茎の深いところに入り込んで悪さをします!

歯垢(プラーク)が歯周病を  
引き起こす直接的な原因と
いわれていますが、歯肉炎、歯周炎は歯垢(プラーク)を
取り除くことで改善すると
言われています。
歯垢(プラーク)は食べ物の
カスのように思われています
が、実際は歯周病菌やむし歯菌が作り出した自分達を守るネバネバしたバリアです。またの名前をバイオフィルムとも言います。

ちなみに、プラーク1mg中に細菌は1億個以上存在するといわています。すごい数ですね…。😳

歯周病菌の活動を促してしまう原因もあります。いくつかご紹介しますね。

①外傷性咬合
普通は噛んだ時に全部の歯が均等に当たって噛み合うのですが、外傷性咬合は噛んだ時に歯が均等に当たらずに一部の歯だけが強く当たってしまう状態のことです。
これにより、一部の強く当たってしまう歯と歯茎の間の溝が広がってしまい歯周ポケットが作られます。
この歯周ポケットの中に歯垢(プラーク)が侵入して歯周病が進行してしまいます。


②口呼吸
口で呼吸をすると口の
中が乾燥してしまい、
唾液の持つ免疫力が
低下してしまいます。

口呼吸には他にもデメリットがあります。
口臭、歯並びが悪くなる、顎関節症のリスク、細菌感染のリスクが高くなるまたはアレルギー体質になりやすい、いびきや睡眠の質が下がるなどがあげられます。
口呼吸を止めるだけでもたくさん利点があるので鼻呼吸を意識してみてください。

③食生活
柔らかいものや甘いものがむし歯菌の栄養になるように歯周病菌の栄養にもなっていることを忘れないでください。
顎をしっかり使って食べなければならないような硬い、歯応えがあるものをよく噛んで、唾液をたくさんだしましょう!

他にもありますが、今回はいくつかご紹介していきました。
少しでも意識を持ってくれたら幸いです!

 

歯周病にならないために、または、悪化しないようにするためにも定期的な検診やクリーニングに行きましょう!