口腔機能低下症とは

みなさんこんにちは!
歯科助手の平賀です🌟


あっという間に10月も最終日です👻🍬
先日同期のお誕生日をお祝いしました!!
ご飯がおいしすぎました🤤
プレゼントも喜んでくれました!




今回は”口腔機能”についてお話します。

「オーラルフレイル」という言葉を耳にしたことはありますか??

オーラルは「口腔」で、フレイルは「虚弱」という意味です。口腔ケアの意識の低下から、お口の中に些細な衰えが見えてくる状態をいいます👄


口腔機能には
①食べる・・・噛む、味わう、味の識別

②飲み込む・・・食べ物や飲み物を食道に送り込む

③息をする・・・呼吸、くしゃみ、咳、あくび

④唾液の分泌・・・舌や口の動きをスムーズにする、食べ物の消化を助ける、口を清潔に保つ、細菌の増殖を防ぐ、粘膜を保護する

⑤コミュニケーション・・・会話、笑いや怒りなどの表情をつくる

のようにさまざまな働きがあります🍚🌾

オーラルフレイルが進むと、日々の生活に不都合が生じ、放っておくと衰弱や認知機能の低下にも繋がります🌀


✅6つのチェック項目
①自分の歯が20本未満
②滑舌の低下
③噛む力が弱い
④舌の力が弱い
⑤半年前と比べて硬いものが噛みにくくなった
⑥お茶や汁物でむせる

3つ以上が当てはまると、オーラルフレイルと判定されます。


オーラルフレイルの問題点として、口腔機能が衰えることによって食事ができなくなることです。
食べ物を食べることができなければ、栄養をとることができません。全身にも栄養が行き渡らなくなり、筋肉などの衰えにも繋がります💪


オーラルフレイルは、
プレフレイル期→オーラルフレイル期→サルコ・ロコモ期→フレイル期のサイクルで進行します。

身体の衰弱で寝たきり状態にならないためには、プレフレイル期で歯周病やむし歯にならないように気をつけることです!
日々の歯磨きに加え、歯科医院での定期的なメンテナンスで歯垢歯石を除去し清潔な口腔内を保ちましょう✨

 

 

 

 

 




オーラルフレイルが進行すると「口腔機能低下症」という病名がつきます。

病名がつくもののむし歯や歯周病治療のように、お口の中の衰えが治療の対象になるということを知らない方がほとんどかと思います。


口腔機能低下症は、歯科医院で治療を行うというよりかは、自分自身で口腔ケアを行うことが重要です。
飲み込みが悪くなった場合は嚥下機能を改善する訓練を行ったり、滑舌をよくする訓練や口と舌の体操をします😲😐


本や新聞などを音読したり、カラオケなど楽しく歌うことも口の筋力を鍛えるのに効果的です🎤🎶

噛む力が弱くなると柔らかいものばかり食べるようになってしまいますが、噛みごたえのある野菜や海藻類、魚介類、肉類など意識してとるようにしましょう🐟