こんにちは!とみざわ駅前歯科の長嶺です。
みなさん寒い日が続いていますが、風邪とかひいてないですか?夜も冷えるので暖かくして寝てくださいね。
自分ごとですが、今月はかぼちゃのスイーツが色んなお店からでててたくさん食べれて幸せでした😋食べ物が美味しい季節です。
さて、それでは本題に入ります。
今回のお話は「フッ素とキシリトール」についてです。
まず、フッ素って何?と思う方もいるかもしれません。
フッ素は簡単に言えばむし歯予防の成分になります。歯にとてもいいものですし、歯磨き粉の中にも入っています。○ppmと表示されてるのがフッ素濃度で、高ければむし歯予防の効果が高いです。
フッ素の効果はたくさんありますが、いくつか紹介していきます。
①歯の再石灰化を促進してくれます。
口の中は食べ物が入ると酸性の状態になりますが
時間がたてば中性に戻ります。このときに一緒に歯が溶けてまた固まるのを繰り返しているのですが、それを促進してくれます。
②フッ素が歯に取り込まれ、酸に強い歯にしてくれます。歯はカルシウムとリンという成分でできています。その成分と一緒になると歯が丈夫になります。
③むし歯菌が酸をつくるのを抑制してくれます。
フッ素塗布をおこなうことでむし歯の抑制になります。
また、フッ素はあくまで予防のもので、もうすでに穴があいていたり、痛みが出てきてるむし歯にはあまり効果がありません。そのときは歯医者さんで治してもらいましょう!
※フッ素は一度に大量に摂取しない限り、人体に害はないのでご安心ください。数ヶ月に一度のフッ素塗布や毎日の歯磨き粉の使用では問題ありません!
キシリトールについてもお話ししていきます。
キシリトールとは白い砂糖と同じくらい甘いと言われてる人口の甘味料のことです。
白い砂糖だとむし歯菌が酸を作ってしまいますが、キシリトールはむし歯菌が酸を作ることはないです。そこに大きな違いがある甘味料になります。
キシリトールはむし歯菌や歯垢を減らす作用がありますから、食事やおやつの後に噛んだり、長時間噛むと唾液も出るのでむし歯予防になります。
あくまでなりにくくするものなので歯磨きができないときに噛んだり、お昼に歯磨きできないときなどにするようにし、夜は必ず歯磨きをしましょう!

フッ素やキシリトールについてお話ししてきましたが、いかがでしたか?少しでもみなさんの知識になればいいなと思います。
また、定期的な検診やクリーニングはとても大切なのでまだ歯医者に行ってない人は検診だけでも行ってみてください。自分では気づかないむし歯があるかもしれないですよ?
では今回はここまでです!
また次お会いしましょう!