歯科外来診療環境体制加算

こんにちは🤗仙台市太白区大野田にあるとみざわ駅前歯科サポーターの西田です♫

歯科医院に通うなら、清潔で、安全で、緊急時にも適切に対応してくれるところが安心ですよね!

JISマークのような品質保証とでも言うんでしょうか・・ あるんです!歯科医院にもそんな安心基準が!!

 

施設基準「歯科外来診療環境体制加算」

 

歯科医療機関では、患者さんが不安や緊張、身体的ストレスなどが原因で治療中に体調が悪くなるなど、万一の緊急事態が起こった場合に適切に対応できなければなりません。患者さんが安心、安全に医療が受けられるような体制を整えていくことが大切です。

そのような体制を整えていることを厚生労働省地方厚生局に届け出をしている歯科医療機関には「歯科外来診療環境体制加算」という点数を加算し、請求することができます。

 

「歯科外来診療環境体制加算」の条件

・偶発症に対する緊急時の対応、医療事故対策等の医療安全対策に係る研修を修了した常勤の歯科医師が1名以上配置されていること。
・歯科衛生士が1名以上配置されていること。
・診療における偶発症等緊急時に円滑な対応ができるよう、別の保険医療機関との事前の連携体制が確保されていること。
・歯科用吸引装置等により、歯科ユニット毎に歯牙の切削や義歯の調整、歯の被せ物の調
整時等に飛散する細かな物質を吸収できる環境を確保していること。
・当該保険医療機関の見やすい場所に、緊急時における連携保険医療機関との連携方法やその対応等、歯科診療に係る医療安全管理対策を実施している旨の院内掲示を行っていること。
・患者にとって安心で安全な歯科医療環境の提供を行うにつき次の十分な装置・器具等を有していること。また、自動体外式除細動器(AED)については保有していることがわかる院内掲示を行っていること。
・自動体外式除細動器(AED)
・経皮的酸素飽和度測定器(パルスオキシメーター)
・酸素(人工呼吸・酸素吸入用のもの)
・血圧計
・救急蘇生セット
・歯科用吸引装置
これらのすべてをクリアし、充分な体制が整えられているという証拠なんです。

医療の現場の安全を守るために、滅菌体制と必要な機材を整え、十分な知識を持った歯科医師、スタッフが患者さんを守ります!

このほかにも、「歯科治療時医療管理料」と言って、特定の疾患(高血圧性疾患、心疾患など)をもった患者さんに対し、歯科治療時における全身状態の変化を把握するため、患者さんの血圧、脈拍、経皮的酸素飽和度を経時的に監視し、必要な医療管理を行っていくというものがあります。

安心・安全の歯科医療を受けるために、歯科医院選びの一つの基準になるかもしれませんね😃