乳歯の正しいケアの方法

みなさんこんにちは!仙台市宮城野区とみざわ駅前歯科医院の衛生士後藤
です^_^
9月にはいり涼しい日が続きますが皆さんご機嫌いかがですか?(^_^)

今回は、乳歯の虫歯、正しいケア方法などについてお話ししようと思います。
まずは、、、
「乳歯から永久歯に生え変わる時期は虫歯になりやすい!!!」と言われています。
→子供は、赤ちゃんでも歯が生え始めたときから虫歯になるリスクがあります
年齢には個人差がありますが、乳歯から永久歯に生え変わる6歳くらいからが要注意です!
なぜ、生え変わりのタイミングは虫歯になりやすいのでしょうか?
①上下の歯がうまく噛み合わない状態だから
→乳歯が抜けて永久歯が少しだけ顔を出している状態では、対向する歯と噛み合うことができず、歯の表面にたくさんの食べかすが残ってしまい、虫歯のリスクを高めてしまう原因に。
②乳歯と永久歯とでは大きさが違う
→永久歯は乳歯に比べて大きくなり、口の中の所々で大きさの異なる歯が生えている状態になり段差が生じると、どうしても歯ブラシが届きにくい場所ができてしまい、磨き残ししやすい。
③大人による仕上げ磨きをしなくなる
→歯磨きの自立が原因で虫歯になる子供は多くいるとも言われている。
これらの理由などにより乳歯から永久歯に生え変わるタイミングで虫歯リスクが高まることがあります。
「乳歯はいずれ抜けて、永久歯に生え変わるのだから、虫歯になっても気にしなくていい…」と、考えている保護者の方は意外と多いかもしれません。
しかし、乳歯が虫歯になる影響は、あとから生えてくる永久歯やお口全体に及ぶこともあります。
【乳歯の虫歯がもたらすデメリット】
1、歯並びが悪くなる
2、次に生えてくる永久歯がエナメル不全になる
→乳歯の虫歯を放置していると、虫歯菌が歯の根の部分にまで進行し、根の先端に膿が溜まる。この膿が、次に生えてくる永久歯に悪影響(エナメル不全)を及ぼす。
つまり…
健康な永久歯を育てるには、乳歯の虫歯を予防することが重要です!!
そして、乳歯は痛みが出にくいため、虫歯になっていても気が付かない場合があります。仕上げ磨きや定期検診できちんとチェックしてあげることが大切になってきます★
〈子供を虫歯から守るセルフケア〉
①ブラッシング
•歯ブラシが歯に対して垂直になるようにあてる
•一本ずつ磨くように丁寧に磨く(歯ブラシを動かすストロークを大きくしない)
•歯ブラシを振動させるように小刻みに動かす
※優しい力で磨く
②デンタルフロスで歯間もケアを!
③仕上げ磨き
仕上げ磨きを嫌がる場合は、好きな味の歯磨き粉を使ったり、絵本などで歯磨きの意味を説明してあげたりするとおすすめです!
子供のうちから保護者がしっかりとオーラルケアをすることによって、その子の一生の健康をサポートしてあげることにつながります!