小児歯科

こんにちは、歯科医師の吉岡です。

子供の頃から歯医者に通うべき話をします。

小児歯科では、虫歯の治療だけでなく、毎日の歯のケアに欠かせない歯磨きの指導も受けられます。
小児歯科で歯磨き指導、う蝕予防を受けるメリットを解説します。
正しい歯磨きができるようになります。
子供のころから歯医者に行って歯磨き指導を受けることで、正しい歯磨きが身につき、保護者の意識も変わります。

毎日歯磨きしていても、きちんと歯を磨けていなければ意味がありません。磨き残しが多いと、虫歯や歯周病の原因になります。
歯並びは一人ひとり違うため、磨きにくい部分や届かない部分があります。小児歯科でお口に合った歯磨き指導を受けることで、こどものうちから正しい歯磨きで口内を清潔に保てるようになります。
効率的に歯磨きができるようになり、手を動かすことで、周囲の筋肉の発達にも役立ちます。
口の中に歯ブラシを入れて動かしているだけでは、お口の中はきれいになりませんので、細かく動かします。乳歯列の時は保護者の方の仕上げ磨きが大事ですが、永久歯が生える頃になると、本人歯磨きが重要です。早めに上手に磨けるようになることが大事です。任せっきりになるのではなく、時には歯磨きを見ていただけると良いでしょう。
少し遅めに生え変わってくれた方が歯磨きも上手になってるかもしれませんね。

小児歯科で歯磨き指導を受け、自分の歯並びの磨きにくい部分を理解し、効率的に汚れを除去できる歯磨きの方法を学ぶことが大切です。

また、なぜ虫歯になったら行けないのか、虫歯になるリスクのある食べ物飲み物なども紹介していきます。食生活の方も見直していくことができます。5歳くらいで乳臼歯部のう蝕になるお子さんもいます。フロス指導も必要になりますね。
乳歯と永久歯が混在する時期は、歯が重なっている部分や萌出途中の歯があるなど、磨きにくいところが多くあります。保護者と共に歯磨き指導で、磨きにくい部分の磨き方を知ることができれば、虫歯や歯周病の予防につながります。保護者の責任感にも繋がります。小児の虫歯は子供本人では管理できません。

子供の早い段階で保護者と共に歯磨き指導を受けることで、効率的に歯磨きができるようになり、虫歯や歯周病の原因になるプラークを少なくできます。

当院では、虫歯予防のために「フッ素塗布」や「シーラント」などで歯質強化を図ることにより、お子様の大事な歯を守るとともに、その健やかな成長をサポートしていきます。