歯科材料

あけましておめでとうございます。

歯科医師の吉岡です。
去年はコロナも終息して、5類となりましたね。

今年もお口の管理を行っていきますので、よろしくお願いします。

現在、サッカーのアジアカップ開催中ですね。日本代表の試合は毎試合リアルタイムで見てます。

今日もバーレーンに勝ちました!!!ベスト8進出ですね。

次は、土曜日に準々決勝です。
相手はイランでしょうか。。。。。

みんなで勝ちましょう。
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歯科の被せものの材料について説明していきます。

◯金属

Au(金)、Cu(銅)、Ag(銀)、Pt(白金)、Pd(パラジウム)、Zn(亜鉛)、 In(インジウム)などの金属が用いられています。

それぞれには、耐食性を向上させたり、強さ硬さを増強させたり、白色化させたりなどの色々な効果があり、それらを合金として利用しています。

 

◯セラミック

近年、保険外治療などでもより注目され、聞くことがある材料です。

セラミックは、大きくシリカ系、アルミナ系、ジルコニア系に分類されます。

優れた曲げ強さもあるセラミックもあるので、ブリッジにも使用でき、色調とともに噛み合わせや口腔機能の回復も出来ます。

また金属アレルギー患者にも使用出来ます。

 

◯レジン

現在、最も広く用いられている材料です。

メチルメタクリレート(MMA)と呼ばれるアクリル系のレジンです。

特徴を少し紹介します。

1:寸法安定性が良い。

2:口腔内外で使用できる。

3:無味、無臭、無毒で刺激性がないこと

4:吸水量が少ない。

5:咬合圧での破損、摩耗が少ない。

6:修理が簡単なこと

レジンは、当院の診療でも最も使用頻度が高い材料です。

審美的にも優れていますし、着色したり磨くことが出来ます。

 

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それぞれに長所短所があり、医師と相談しながら納得のいくように決めて行ければいいと思います。

セラミックにも種類が出てきていたり、12月から保険内で奥歯を白くできるPEEK冠という材料も出てきましたので、日々材料に関しても進化しています。
最新の情報を当院でも提供できるように準備してまいりますので、心配事や疑問があれば、かかりつけ歯科医院に相談しましょう。

では、体調に気をつけて、今年も頑張りましょう。

今年もよろしくお願いします。